ホリエモンの香港―マカオ・ルートを探る!!

昨年の後半、ある証券会社がマカオで数百億円規模のファンドを投資したが、その多くがライブドアやホリエモンの個人資産から出資された可能性があると東京地検特捜部はにらんでいた。また、その一方で、ライブドアは、スイス系金融機関の関連法人や証券会社を利用して秘密裏に自社株を売却して、そこで得た収入を粉飾資源とする資金還流システムを築き上げていた。
この自社株売却の仕組みづくりに協力していたのが、香港に人脈がある日本の投資顧問会社の社長やスイス系金融機関出身の日本人会社役員だった。ここでは、沖縄で変死した野口英昭・エイチ・エス証券副社長も深く関与していたという。どうも、ホリエモンは英語が殆ど話せなかったから、野口副社長やライブドアの前取締役・宮内亮治被告らに、そういった業務を丸投げしていたようだ。そういった流れの中で、
「スイス銀行など預金口座の存在が判明したため、ホリエモンによる不正蓄財の疑いが持たれていたんです。特捜部は、その部分を丹念に調べたが犯罪に結びつくような新たな事実は見つからなかったと言われます」。
何か、大騒ぎした割に見方によっては、特捜部の捜査が中途半端に終わってしまったとも思える。
もっとも、スイスというのは法律で金融機関の職員に厳しい守秘義務を課していて、スイス系金融機関というのは秘匿性が高い。そのため各国の富豪から資産が持ち込まれる。特捜部は、スイスにも捜査員を派遣したが、果たして口座が発見できたのかどうかが疑問となってくる。
いずれにしても、香港―マカオに何らかの鍵があると思い来てみたが…。正直に言って調べて分かるものでもない。せいぜい、マカオでのホリエモン目撃者探しが精一杯といったところか。ところが、夕べ紹介してもらった、マカオの全てを仕切るボスたちに聞いても「ホリエモンなんて知らない」
だから、これは、ちょっと拍子抜けというか情けない。
「もしかしたら、とんでもない話が出てきたりして…」
と思ったが、そんな魑魅魍魎とした賭けなんかに勝つはずない?