グループ脱退をほのめかすTOKIO山口達也だが検察の「不起訴」は大甘! 他人事ではいられないのはNHK

森・加計や厚生省、防衛省、財務相…次から次へと問題が発覚して来たが、いつものように不毛な論議に終始し、気づいたら、どこからともなく「そんなことより、もっと重要なことがあるだろう…」なんて声まで出始め、いつの間にかウヤムヤに…。ま、誰もが疑問に感じながらも、反省もなくこの調子で過ぎ去っていく…。
しかし、それは今回のTOKIOの山口達也の騒動も似たり寄ったりだった。
山口は記者会見を開いて、経緯や事情を説明し、連日にわたってワイドショーやスポーツ紙でも、あれやこれと報じて来た。しかし、肝心なとこになると
「捜査中なのですみません」
捜査中?そんな捜査なんて?とっくに終わっていただろうに。
だいたい被害者との間では〝示談〟も成立していた。だからって言うわけでもないだろうが5月1日には「不起訴処分(起訴猶予)」が〝予定通り〟明らかになった。そんな状況の中で「捜査中なので」って?国会の証人尋問じゃあるまいし!
そりゃ、自己保身もあるだろう。被害者との守秘義務もあるのかもしれない。もちろん辣腕弁護士のご意見だって聞かなきゃならないことも分かる。けど、逆に、それが「真相」という部分について曖昧にした。
ま、山口にとって、今回の会見は、それこそ清水の舞台から飛び降りるような思いだったかもしれないが、よくよく見ればテレビから一般紙まで「山口メンバー」「山口メンバー」と、事務所や山口に気遣っていたことが分かる。
ところが、山口が「まだ、自分の席があるなら、TOKIOとして…」と発言したことだけには、何故か批判が相次いだ。でも、それは、周りが「メンバー、メンバー」と持ち上げてんだから、ついつい、勘違いして発言してしまったのかもしれない。ただ、そう言った山口の発言にTOKIOの他のメンバーが、自分たちの気持ちとして疑問を呈するのは分かる。けど、メディアが、それをどこまで批判できるのか?まず己の行動を考えなけりゃ。
だいたい、山口本人も公の場で「捜査中」って言っているってことは、これが「刑事事件」だって自覚しているわけである。なら…。大げさに言ったら日本は「法治国家」であるはずなんだから、ここは、少なくとも「メンバー」なんて〝特別扱い〟するんじゃなく「容疑者」と報じるべきだったように思う。
〝特別扱い〟と言えば、やはり「不起訴」というのは甘い。甘すぎる。結局、東京地検は被害者が示談に応じて被害届を取り下げたことで、事件を不問にしてしまったようにも思える。そもそも、これは「強制わいせつ」である。しかも、女子高校生に対しての行為だ。本来なら「被害届」が出ようと出まいと即逮捕と言う案件である。有名人で社会的制裁を受けた…と言ったとしても、そこは、やはり議論すべき点だろう。
やっぱり、芸能人である以上は、いくら「酔っていた」「記憶が定かではない」としても、ここは一般より厳しく対処すべきではないか。もっとも、昨年、17歳の女子高生との飲酒及び不適切な関係が報じられた俳優の小出恵介にしても結局は「不起訴処分」だったっけ…。
もちろん、その前に理解できないのは、(酔っていたという)山口から連絡を受けた被害者の女子高生は友達と一緒だったとしても、山口の家に行ったということ…もちろん高校生で好奇心旺盛な時期とはいえ「安易過ぎる」。この部分については色々と報じられてはいるが、どうにも、その時の状況がどうなっていたのか掴めない部分がある。これと同時に、もう一つ大きな疑問が…。
今回の事件は、NHKの第一報で発覚したが、被害者の高校生と山口が出会ったのNHKの番組(Eテレ「Rの法則」)だった。私は、女子高生と山口の関係を番組プロデューサーは実は知り得ていたと踏んでいるのだが、その部分がハッキリしない。実際、被害者の母親は関係者を通じてNHKに抗議したとも言われている。だとしたらNHKは第三者ズラはできないはずで、事件に対しては、ジャニーズ事務所以上にピリピリしていたに違いない。そう考えると、今回の「示談成立」や「起訴猶予」には、どうにも〝闇〟の部分があるのではないかと思ってしまう。
いずれにしても、今は、山口の会見の言葉だけでしか真相は語れないが、しかし、犯罪は犯罪である。ただ、今回の事件の最大の問題は、山口が、己の行動について全く自覚していなかったことである。つまり、2月12日の〝出来事〟から警察から連絡がくる3月末まで「気づいていなかった」という恐るべき事実である。もちろん気づいてはいたが「何とかなる」とでも思っていたとも考えられる。だとしたら尚更、大問題である。これは、酔っていたとか何とかいう以前のことである。
しかし、事務所の先輩である東山紀之は、山口に対して「寂しいというのが強かったのかもしれない。離婚もしたし、子供達にも会えないということの寂しさ。ちょっと分かっていました」とした上で「ここは突き放すというよりも、もうちょっと彼が、どういう風に人生をここから学んでいくのかっていうのを見ていきたい」とコメントしていた。
さすがは、ジャニーズ事務所を背負っているだけあって素晴らしいコメントをしていた。
TOKIOは、来年25周年だという。
そういった中で山口には「無期限」の「活動停止」の処分が下されている。
2日には、今回の事件についてTOKIOのメンバーが記者会見を行った。そこで山口から「グループ脱退」の申し出があったことが明かされたが、メンバーは「彼の演奏する音がないと全く形にならない」としていた。
この問題は、まだ続きそうだが、ただ、ここで言えるのは、常連だった年末の「紅白」だ。今年は1枠の空きが出ることは間違いない。さてさて、その空き枠は…?

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