薬師丸には程遠かった!? 可愛いけどオーラを感じない橋本環奈では厳しかった「セーラー服と機関銃」

FullSizeRender.jpgこれは悲惨という言葉しかないのかもしれない。
世間的には人気だと言われている橋本環奈が初主演した映画「セーラー服と機関銃ー卒業ー」である。
正直言って予想はしていた。が、もはや「カ・イ・カ・ン」なんて言っている場合じゃない。
この映画は、かつて薬師丸ひろ子が演じて大ヒットした映画だ。それが35年経って、今度は橋本環奈が演じたのだが、やはりパワー不足だったことは否めない。
橋本は、福岡を拠点に活動するアイドル・グループRev. from DVLの一員。もっとも、そのグループ自体も橋本で持っているような感じだ。要するに橋本が可愛い…という一点に尽きるわけだが、単に可愛いという、それだけ。申し訳ないが、彼女には人気アイドルとしてのオーラを全く感じない。
ま、それは筆者の好みって言われちゃそれまでだが…。けど、世間かどうかは知らないが1000年に一人の逸材とか天使過ぎるとか言われて、CMにも出てきた。イベントにも多数呼ばれてきただろう。そして、今回の主演映画抜擢である。さぞ本人も、人気があると思っているに違いない。そう思っても当然だ。でも、それっておそらくギョウカイ受けだったり。だいたい、ギョウカイ受けしちゃったアイドルって、あまり盛り上がらないもの。結局、ギョウカイ受けでオシマイ??でも、よく見ればオヤジ好みの可愛さがあることだけは間違いない。
いずれにしても、橋本が可愛いかどうかはいいとして、映画の入り具合である。
これが全国238館で公開して、初日2日間の興行収入が1億どころか2800万円。何と3000万円にも満たなかった。これは深刻という事態を通り越した数字だろう。場合によっては打ち切りなんてことにもなり兼ねない。
某業界スズメが言い放った。
「興収2800万円ってことは、1館あたり12万円。要するに初日2日間で、1館にたった80人しか入っていないってこと。比べちゃ悪いけど妖怪ウォッチの劇場版第二作は、公開関数は倍近くあったけど初日だけで10億円を超えていた」・
それにしても、この映画は「角川映画40周年」のアニバーサリー作品。しかも、その記念作の第一弾である。ぶっちゃけ記念作が、かつて公開した大ヒット映画の延長線上のものというのも情けない。そういった意味では企画自体がどうかとは思うのだが、それでも「どうしても…」というのだったら、少なくとも主演女優は橋本環奈ではなく、それこそ全国的オーディションで決め、これまた主題歌も過去の「夢の途中」なんかを橋本に歌わせ使うのではなく、全く新しくすべきだった。
まあ、無理だったとは思うけど、薬師丸ひろ子を母親役に据えるサプライズなんかがあったら面白かったかもしれない(^ ^)
いずれにしても、ここは企画と主役の失敗とも言えなくもない。だいたい、どう考えても武田鉄矢についてもミスキャストだった。誰が見ても金八なのに、それをヤクザ役にするのはどうかと思う。どうもセンスが分からない。
角川は有村架純が主演した「ビリギャル」のような映画も企画するのだから、まだまだ可能性はある。とは言っても、今回の「セーラー服と機関銃」については、おそらく10億円は目指していただろうけど、それは「夢の途中」どころか「夢のまた夢」ってことだ。

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