中森明菜、今年の「紅白」は“ナマ明菜”⁉︎ 新曲と同時に「紅白」全出場シーンのDVDを発売へ‼︎

FullSizeRender.jpg50歳のアニバーサリー・シングル「unfixable」を9月30日に発売する歌手・中森明菜が、シングルと同時に4枚組DVD BOXの発売も準備していた。タイトルは「中森明菜プレミアム BOX ルーカス 〜NHK紅白歌合戦&レッツゴーヤングetc.」。タイトル通り過去、明菜が出場した「NHK紅白歌合戦」の歌唱シーンなどを網羅したスペシャル映像で、伝説の秘蔵パフォーマンスを完全プレイバックする。それにしても、このタイミングで、こんなDVDを企画するなんてのは年末に向けて実に意味深である――。
50歳を迎えた第1弾新曲のタイトルが「unfixable(再生不能)」でファンを驚かした明菜が、さらに前代未聞の映像商品の発売を準備していた。水面下で交渉を重ねていた結果、12日までにNHKを含め関係各社が発売に向けて正式合意、発売のユニバーサルミュージックも販売店に向けて情報解禁をすることになった。業界内では「明菜の場合は、所属レコ―ド会社や事務所などが複雑に絡んでいるため、肖像権を含めた権利関係を調整するのが難しかったはずです」と言われ続けてきただけに、ある意味では画期的な映像商品である。
内容は、過去に明菜が出演した「紅白」を含めたNHKの歌謡番組「レッツゴーヤング」「ヤングスタジオ101」などの秘蔵映像。関係者によると出演時間は約400分にも及ぶそうだが、そのほぼ全てをDVD4枚に収録すると言う。
その中で、最も注目されるのは明菜の「紅白」出演映像だ。前述した通り「紅白」の場合、明菜に限らず権利問題などが複雑で、アーティストの出場場面が商品化されるケースはなかっただけに今回は異例中の異例とも言えそうだ。
明菜はデビュー翌年の83年から88年まで6年連続で「紅白」に出場。その後、02年に14年ぶりに復帰、そして12年ぶりに昨年の「紅白」にも出場してきた。「『紅白』65回の中で明菜の出場回数は僅か8回だったが、毎年出場を望む声は高かった。ある意味で彼女の存在感が『紅白』の中でも伝説になってきた」とは業界関係者。
しかも…。
IMG_5800.jpg「紅白」では、一度も同じ曲を歌ったことはなく「禁区」(83年)、「十戒 (1984)」(84年)、「ミ・アモーレ〔Meu amor?・・・〕」(85年)、「DESIRE −情熱−」(86年)、「難破船」(87年)、「I MISSED THE SHOCK」と、80年代の、その年その年の代表曲を歌ってきた。さらに14年振りに復帰した02年には、10枚目のシングルとして84年に発売した「飾りじゃないのよ涙は」を熱唱。そして昨年は新曲「Rojo ―Tierra―」を歌っているが、今回のDVDには、その8回全ての歌唱シーンを収録している。まさに、マニアにはたまらない映像商品であることは間違いない。
「80年代の明菜が年代ごとに再現されている。それも『紅白』という大舞台の映像というのが価値があるのではないか」(前出の業界関係者)。
それにしても、9月末と言ったら「紅白」の出場者がにわかに話題になる時期でもある。明菜にとっても、今年は50歳で節目の年でもある。新曲に続いて今回のDVD‐BOXの発売。ファンにとっては、「次は明菜の復活」と期待しても不思議じゃない。
NHKとしても「(『紅白』に)出てくれるなら、今年はNHKホールで…」となるだろう。もっとも、明菜サイドは「今回のDVD発売と『紅白』出場との因果関係は全くない」と冷ややかなのだが…。
知名日に、明菜が最後にファンの前に立ったのは09年8月で、「開港150周年」で盛り上がる横浜みなとみらい「横浜BLITZ」でのライブだった。もし、「紅白」でNHKホールのステージに立ったら、実に6年4ヶ月ぶりとなる。
いずれにしても新曲&DVD発売は、例年以上の猛暑の中で大きな話題になりそうだ――。