これが有権者の民度? 地方統一選挙は知名度だけ!? 各地でグラドルやタレント候補が軒並みトップ当選!!

第18回地方統一選挙が終わった。
それにしても…、率直に思うのは、この国の有権者の民度である。名前を知っていれば誰でもいいって感じの投票結果には正直言ってビックリだ。
地方統一選挙の後半戦は89市長選と295市議選。そして東京特別区の11区長選、21区議選が繰り広げられてきた。で、その結果は、まるで“ミスコン”である。
まず、青森県八戸市。
八戸市と言ったら〝美人すぎる市議〟の藤川優里だったが、その藤川にグラビア・アイドルの久保百恵(芸名は久保百香)が挑んだ。結果は藤川は4584票。何と2位候補を1409票も突き放した(前々回は6962票、前回も5574票で連続トップ当選だった)。因みに、定員32人で32番目の当選者は1691票と言うから、ある意味で圧勝である。で、対抗の久保だが、これまた3116票で3位。これじゃ真面目にやってきた議員が情けない。
因みに、久保は八戸市出身。映画「タイヨウのうた」などに出演、グラドル時代は歌手も目指し写真集やDVDも出してきた。
驚きと言ったら、東京都の区議会議員選挙。北区に初出馬した「日本元気にする会」公認候補の斎藤里恵。彼女は聴覚障害者で“筆談ホステス”として知られるが、これが何と6630票でトップ当選。しかも、2位の候補を1824票も突き放した。これには斎藤本人が驚いたんじゃないか?北区の有権者は27万2295人。果たして斎藤里恵に何を期待して投票をしたのか?ぶっちゃけ「謎」である。
ところで「日本元気にする会」からは、港区で元アイドルの橋本樹里(芸名は笹秀樹里、堂園樹里)が出馬した。六本木で飲食店を経営しているそうで、現在33歳。現役中は千葉ロッテのマスコットガールや鈴鹿8耐レースでは元SMAPの森のチームでマスコットキャラクターまで務めたらしく「勝負の女神」なんて言われていたらしいが693票で落選。港区民は真っ当だった?ま、彼女は、もっと勉強そしてもらって「次を頑張って」って感じだ。
それはいいとして、「噂の刑事トミーとマツ」などのドラマに出演した女優・石井めぐみも国立市議選に無所属で立候補したが、これまた2位当選である。しかもトップ当選の青木健(自民)の1704票とは18票差の1686票と言うから、ある意味で凄いことである。
そういった中で、とりあえずマトモだったのは目黒区議として実績をもつ元芸能レポーターの須藤甚一郎だろう。今回で5期目だが、過去3期はトップ当選してきたが、今回も4303票でトップ。しかも2位の候補を1511票も突き離しての当選だった。
目黒区内の清掃工場問題からJR跡地問題、保育施設問題まで幅広く問いただし、区長に対しては「判断能力がないなら辞めろ」とまで言っている。須藤氏は実績もあるし評価も高いだけに期待したいところだ。
因みに、世田谷区議に立候補していた加藤大毅。ヘッドロックでも意味もなく注目していた。もっとも自民党候補の新人というのが引っかかったが、業界内に推す声が多かった。
彼はフットボールに力を入れ「松丘フットボールのコーチ」や「成城大学女子サッカー部」のコーチも務めている。「世田谷区は、ここ5年間に子供が増えている。そういった意味でも保育施設の増整備は急務」と主張していたが、どうやら彼の狙いは子供を増やし「結果的にスポーツ人口の多い世田谷にしていきたい」らしい。で、「サッカーのプロフェショナル化を…」と訴えている。どうやら世田谷区に“プロサッカーチーム”を作ろうというのが持論のようだ。さすが33歳。若さだけが自慢?の加藤ならではの“長期戦取組み”と言ったところ。