どうなる!?フジテレビの音楽番組…敏腕音楽プロデューサーきくち伸氏がペイTV異動の波紋

フジテレビの音楽番組を牛耳ってきた菊地伸(きくち伸)氏(編成制作局バラエティー制作部ゼネラルプロデューサー)が異動になる。しかも、その異動先が総合開発局メディア開発センター・ペイTV事業部のゼネラルプロデューサー。一見、横滑りな感じもしないわけじゃないが、業界人にとっては「まさか」の人事だったに違いない。
彼(もしかしたら「彼」と言うより、本人的には「彼女」と言った方がいいかもしれないが…)の最近の話題は「口パクを受け入れません」。
彼は、これまで「夜のヒットスタジオ」に始まり、数々の音楽番組を手がけてきた。…確かに、特異な風貌というかキャラクターの持ち主だったかもしれないが敏腕の音楽プロデューサーだった。
音楽プロデューサーとしては、良くも悪くも熱心で、ある意味でアーティスト主義な部分もあったと思う。ある時、新幹線で会ったことがあった。名古屋で行われるアーティストのコンサートに差し入れを持っていくのだと言う。しかも日帰りである。忙しい合間を縫って…なかなか出来ることじゃないと思った。ま、彼に対する評価は二分するが、フジテレビの音楽番組を支えてきたことだけは間違いない。
その彼が…。
番組制作に熱心過ぎて横暴な部分も出てきたに違いない。
ただ、今回の彼の異動に関しては、フジテレビも苦渋の選択だったかもしれないが、逆に考えたら、大して視聴率の取れない音楽番組は、ここで予算を削減していきたい…なんて思ったのかも。とは言っても、じゃ、今後の「FNS音楽祭」はどうなるのか、それ以前に、きくちの立ち上げたと言う「音組」はどうなるのか?
因みに、きくちの後釜は? おそらく佐々木将氏(現編成制作局バラエティー制作部企画担当部長)か? とは言っても、やはりきくちの後釜にはなかなかなれないだろう。結局のところ、石田弘ゼネラルプロデューサーが老骨に鞭を打って何とかしなければならなくなるのかもしれないが、暫くはフジテレビの音楽番組は弱体化することは否めない…か。