収益金で被災各地でコンサートを!! 千春、正やんの呼びかけで大震災復興支援コンサート…

image0078.jpg仙台から東日本大震災被災地の復興を叫ぶ――。フォーク歌手の松山千春、元かぐや姫の伊勢正三の呼びかけで15日夜、被災地の一つ宮城県仙台市の仙台サンプラザホールで震災復興支援コンサート「あの日をわすれない2014〜春一番コンサート」を行った。今年で3回目。千春、伊勢の他、ビリーバンバン、加川良も出演した。コンサートは冒頭1分間の黙とうを行い、出演者それぞれがヒット曲や名曲を力一杯熱唱し会場を沸せた。
「あの日をわすれない2014〜春一番コンサート」は、数ある復興コンサートの中でも異色のものとなっている。東日本大地震や、その後の津波で被災にあった宮古、大槌、釜石、大船渡、高田など被災地で、定期的にアーティストのコンサートをやろう、被災地の人たちに安い金額でコンサートを楽しんでもらいたいという願いから企画された。震災1年目からスタート、今回が3回目の開催。
「大地震、そして津波に襲われた時は驚きと恐怖、そして哀しみでいっぱいだった。それから3年。被災地の復興はまだまだ程遠いが、今年も正やん、それにビリーバンバンや加川さんらと一緒にこういったジョイント・コンサートが出来ることを嬉しく思っている」と参加者を代表して千春。
コンサートを主催する仙台のギルドネクストの佐藤哲社長によれば、同コンサートの収益金で昨年は「南こうせつや加山雄三、八神純子、森山良子など20本のコンサートを被災各地で行った」とか。
震災3年目の今回は3月11日に福島・郡山市民文化センター、13日に岩手・岩手県民文化会館と被災県を回り、今回の宮城・仙台サンプラザが最終日だった。
ステージは、ビリーバンバンの大ヒット曲「白いブランコ」で幕を開けた。その後、千春がセンバツで気仙沼市の東陵高校が出場することに触れ、かつてセンバツの入場行進曲にもなった「季節の中で」、さらに”偽ベートーベン”の佐村河内守氏をネタにしながら「私には絶対音感はありません。しかし、自分の曲は自分で作っています」と「恋」など4曲を歌い、続けて加川は「冬の星座」「夜明け」を熱唱、正やんは「あの頃の僕は」「雨の物語」「あの唱はもう唄わないのですか」など5曲を熱唱。後半は出演者全員で「22才の別れ」「ささやかなこの人生」などを歌い、最後は千春の名曲「長い夜」「大空と大地の中で」で締めた。