世界文化遺産に登録された富士山の現実は!? 原因は過度な報道?登山客は前年割れといった見方も ‥

2013083022260000.jpg世界文化遺産に登録された富士山。注目度は満点だった。登録さて以来、テレビや新聞は連日大騒ぎだった。そんなことから、今年の登山者は過去最高になるのでは‥と思われていた。
これまでの最高は2010年の32万人。ただ、2011年は震災もあって大きく落ち込んだものの、昨年(2012年)は31万8565人となり過去2番目の登山者で賑わった。では今年は‥。世界文化遺産に登録されたので記録を更新すると予測。一部には40万人という数字まで出ていた。
で、どうだったか!? まだ、数字は出ていないが、雰囲気的には昨年の登山者数を大きく割り込むと見ていいかもしれない。旅行代理店も慌てたと聞く。山小屋も実際には余裕があったようだ。何故か‥。
数々の報道によって、煽られた部分もあるが、逆に登山を控えた傾向もあった。総合的には五合目までの観光気分客は増えたが、登山者は激減した感じだ。「弾丸登山が減少した」こともあるかもしれない。
山小屋も登山客の激減は肌で感じたようだ。
特に山梨県側‥富士吉田口の山小屋では登山者の激減の原因を「マスコミの過度な報道が原因」と決めつけているようだ。そんなことから、山開きの時はテレビの中継や収録、取材に応じていた山小屋が非協力的に転じたとも聞く。「もう、やらなくてもいい」と悲鳴をあげたっていう。
富士山須走口本八合目の江戸屋では埼玉のFM局、FM NACK5が2ヶ月間に亘って富士山局を開局して話題になったが、振り返ったら唯一の長期放送となった。24時間テレビの中継をした日本テレビ系の静岡第一テレビは苦労していた。そう言ったことも、ある意味でハプニングとなるのか!?
いずれにしても、世界文化遺産登録で態勢を整えていた山小屋にとってはアテが外れたことだけは確か。しかも、登録でアレはダメ、コレもダメ。踏んだり蹴ったりだった。
しかも、来年からは使い道も決まらないまま入山料の徴収もはじまる。きっと集まった金は富士山保護なんかより、関係者保護に回るにちがいない。で、余った金は飲み食い代ってとこだろう。今年、実験的に集められた入山料‥3000万円なんて、まさに使い道のない金である。富士山のゆるキャラとか「入山料徴収のPR活動」
とか言って、アイドルのイベント費になっているかもしれない‥。もはや何のための世界文化遺産登録だったのか分からなくなっているはずである。
そん富士山も夏山閉山。
最後の弾丸登山を? と、須走口五合目に…。
今夜は五合目に泊まり、明日早朝に登るが、しかし「台風が来る!!」で、宿泊の予約者全員がキャンセル。おかげで山小屋の宿泊者は僕一人である。
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「好きな布団を使って寝てください」。
しれにしたって世界文化遺産に登録された年の閉山前夜がこうなるとは…。
因みに、空は満点の星。明日は絶好の登山日和!?