「ダンシング・シスター」「恋のハッピー・デート」のメーン・ボーカル、バーニー・ノーランさんを失ったノーランズ…

「ダンシング・シスター〜I’m In The Mood For Dancing~」や「セクシー・ミュージック」「恋のハッピー・デート〜Gotta Pull Myself Together~」など、80 年代初頭に大ヒットを連発したガールズ・グループ、ノーランズ――そのメーン・ボーカルを務めた五女のバーニー・ノーランさんが癌のため52歳の若さで逝去した。
…ノーランズといえば、「ダンシング・シスター」。よく札幌のすすきのにある某キャバクラ内のライブで演奏していたっけ…。と言うのも、オリコン総合シングル・チャートでは史上初となる洋楽アーティストのデビュー・シングルによるチャート制覇(1980年11月17日~同24日付)をなし遂げた歴史的楽曲でもあった。だからと言うわけでもないが、リリースから実に35年経った今でもSoftbank のCMソングに起用(2012年)されるなどポップスのスタンダード曲として幅広い層から人気となっている。「まさに記録にも記憶にも残る不朽のヒット・ソング」(フジパシフィック音楽出版社長室の担当者)。
「ダンシング・シスター」に続いてリリースした「恋のハッピー・デート」もヒット、この2曲を収録した同名アルバム「恋のハッピー・デート」なんかもオリコン・アルバム総合チャートNo.1を獲得と、その華やかなルックス、そして耳なじみのよい煌びやかなサウンドで爆発的ブレイクを遂げた。
ノーランズの大ヒット・チューン3曲「ダンシング・シスター」「恋のハッピー・デート」「セクシー・ミュージック」の作詞・作曲は全てBen Findon / Mike Myers / Robert Puzeyの3人が手がけたもので、各々「ダンシング・シスター」はTommy februaryやBONNIE PINK、キグルミ他が、『恋のハッピー・デート』は石野真子、堀ちえみ他が、『セクシー・ミュージック』はWinkが、カバーした。また、ノーランズは90年代はじめに山口百恵(現三浦百恵)や小泉今日子など歌謡曲/J-POPのヒット・ソングを英語でカバー、以後、日本での“逆カバー”ブームの先陣を切り、新たなマーケットを開拓、日本レコード大賞企画賞も受賞した。いずれにしても、ノーランズの楽曲は日本と強い縁で結ばれていたと言ってもいいかもしれない。
バーニー・ノーランさんの冥福を祈って――。
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