警察のマスコミ向けパフォーマンスだった!? 土曜深夜の茶番。六本木のクラブ「VANITY」が風営法違反で摘発…

__.jpg__.jpg__.jpg今や東京の新名所にもなっているだろう六本木の大型ラウンジレストラン(俗にグラブとも言っているが)「VANITY LOUNGE」(今年2月からラウンジはレストランに変更したというが…)に警視庁の捜査員が入った。風営法違反での摘発だと言う。警視庁突入の際にはテレビ各局や一部の新聞社も賑やかしとして”動員”され、週末未明の一大パフォーマンスが繰り広げられた。
「VANITY」は六本木ロアビルの最上階(13階)にある。241坪もの広さを誇るレストランで、米ニューヨークで人気No.1のクラブデザインを再現したラグジュアリーなソファスペースや、ヴーヴ・クリコカラーに彩られたロイヤルVIPルーム、さらには大人の雰囲気漂うカラオケ付き個室…。店内は360度、足下から天井までガラス張りの空間となっている。外を見渡せば東京タワー、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、そして東京スカイツリーと絶景が広がる。ターゲットは10街後半から20代の学生やOL、ビジネスマン、そして50代、60代の遊び慣れたオトナだという。
ただ、男性だけの客は規制され、カップルの場合は女子はタダだが男性は有料。女性は全てタダというのが基本。
表向き、241坪の広さに店員は700〜800人としているが、実際には2000人、3000人は当たり前。警視庁の捜査員が入った日も週末の土曜日の深夜とあって3000人以上が入っていたようだ。逮捕者は7〜8人だったようだが、逮捕の前に客を店外に出したが「どれだけ…」というぐらい入っていた。
ところで、この「VANITY」をプロデュースしたのは、東京・麻布十番にある「RUBY」だという。「RUBY」は、ファッション専門エンターテイメント・チャンネル「fashion tv」のオフィシャルレストランバー「f・BAR」など都内に3店舗を展開する飲食店らしいが、「VANITY」の実際のオーナーはMという人物らしい。
それはともかく、「VANITY」に対しては、「何で、VANITYだけが摘発されないのか…」と言った批判が周囲の飲食店やクラブからあった。警視庁はもちろん警視庁麻布警察署にも、同種の質問状が届いていたらしい。そんなことから、どこからともなく「VANITYには強力なバックがついているんじゃないか」とか「踏み込めない事情があるのでは…」と言われるようになった。
それが…。しかし、結論から言ってしまえば、今回は「警視庁のパフォーマンスだったのでは」といった声が多い。テレビ各局や新聞社の記者が大挙して取材したにも関わらず、何故か報道されないのも不可思議だし、もっともDJとか店員を一応、逮捕したようだが、パッとしない連中ばかりである。そもそもが主犯が逮捕されていない。これじゃ摘発した意味がないんじゃ…。結局は、深夜の六本木を大騒ぎにさせただけの単なるガス抜きパフォーマンスだと言われても仕方がない。
クラブに詳しい関係者言う。
「どうも、VANITYというのは飲食ではなく興行で届出を出しているようなんだよ。台場のアゲハもそうだけど、興行での届出の場合は警察ではなく東京都なんだ。だから、警察も消極的になっているようなんだ」。
そういうものなのか…?
今回の「VANITY」摘発は、時間外にダンスホールとして営業していたとか、店周辺のトラブルを放置したとか、いろいろと理由をつけているようだが…。ま、適当な人間を差し出させて逮捕し、「ちょっと我慢しておけ」と、場合によっては営業を停止させて、適当に幕引き…ってことに違いない。だとしたら、やっぱりVANITYと警視庁は何らかの関係があると思われてもしょうがない。
それにしても、ここ数年というもの、こういった騒動は新宿や池袋より六本木ばかりだ。ま、歌舞伎町も「24時間眠らない街」とか言われたが、そんなの昔の話。今や活気のない快楽街だ。そういった意味で、今は六本木が日本最大の繁華街ということになるのかもしれない(もっとも歌舞伎町のようにまとまってないが…)。
 「それが六本木なんだよ」というクラブ関係者は言う
 「芋虫のような猪瀬都知事は交通を終日運転させるとか、年内には渋谷と六本木の間は24時間バスを運行させると言っているが、そう言って若者を深夜の六本木に集めておきながら、その一方で若者の集まるクラブを摘発しようとする。まさか、若者が集まればカラオケにでも行くと思ってんじゃないだろうけど…、発言するのは自由だけど実に無責任だろ。猪瀬も警察も、みんなパフォーマンスばかりやっていたら、この国はおかしくなっちゃうよ」。
 いろいろ意見はあるだろうが、ただ言えることは、この法治国家なんだから茶番はよくない。