メーカー別では1位ソニーMG、2位エイベックスG、3位ユニバーサル。アーティスト別ではMr.Childrenがトップに!!

米国のニールセン・サウンドスキャン社とライセンス契約を結んでいる「サウンドスキャンジャパン」が、2012年の日本のオーディオ・ソフトの売上動向の調査結果を明らかにした。この調査は全米で構築されたシステムを日本仕様に改良・アレンジし、音楽ソフトパッケージの各種マーケティング情報を各方面に提供しているもの。
調査対象は、CDソフト販売店、レンタル店、家電量販店、書籍店など全国3,924店(2012年11月末現在)と、Eコマース市場で売上げたPOSデータを合算し、全国推定売上数を算出していているとか。
で、その調査結果によると、13年間というもの前年比割れを続けてきたオーディオ・ソフトの2012年総売上金額は前年比2.6%増の2381億300万円と、14年ぶりにダウン傾向から脱しましたものの、12年前(2000年総売上金額5281億9800万円)と比較すると半減以下の売上規模となっている。音楽がデジタル化したことで、従来の所有するパッケージから消費するデータに変化した。既に音楽は趣味や娯楽ではなく、形のない商材へと変化をし、産業として大きな基盤を築くことのできたスケールを維持することが難しくなっているようだ。
もっとも、音楽CD売上が米国を抜いて世界一になった2008年以来、何だかんだと減少をし続けながらも日本市場は世界一のパッケージ市場を保っている。
そういった中、アルバムを含めた総合占有率でソニーミュージック・グループが4年連続トップを獲得した。いきものがかり、西野カナ、L’Arc~en~Cielなど人気アーティストの健闘が大きかった。洋楽については、何と言ってもユニバーサルミュージックが不動の地位を堅持している。
一方、シングル売上占有率はソニーミュージックグループがトップだったが、続いてはAKBのセールスでキングレコード、そしてエイベックスグループの3社がトップ争いを展開している。

■メーカー別の占有率
1 ソニーミュージック・グループ  17.6%
2 エイベックス・グループ     12.4%
3 ユニバーサルミュージック    10.5%
4 キングレコード          5.9%
5 ワーナーミュージック・ジャパン  5.7%
6 EMIミュージック・ジャパン   5.6%
7 トイズファクトリー       4.8%
8 ビクターエンタテインメント   4.7%
9 ジェイ・ストーム        3.0%
10 ポニーキャニオン        2.5%

■アルバムCD(邦楽)占有率
1 ソニーミュージック・グループ  19.0%
2 エイベックス・グループ     13.9%
3 トイズファクトリー       7.1%
4 ユニバーサルミュージック    6.4%
5 ワーナーミュージック・ジャパン 5.7%

■アルバムCD(洋楽)占有率
1 ユニバーサルミュージック    29.2%
2 ソニーミュージック・グループ  15.6%
3 EMIミュージック・ジャパン  13.8%
4 ワーナーミュージック・ジャパン 9.3%
5 エイベックス・グループ     3.8%

■シングルCD占有率
1 ソニーミュージック・グループ 15.3%
2 キングレコード        15.2%
3 エイベックス・グループ    15.1%
4 ユニバーサルミュージック    7.6%
5 ジェイ・ストーム        6.1%

因みに、アーティスト別の売上げでは、Mr.Childrenが1位となり、前年1位だったAKB48は2位に転落、同じく前年2位だった嵐は3位に後退した。また、上位20位のアーティスト合計の売上金額は539億円で、前年の475億円を64億円も上回った。特に、Mr.Childrenは、活動開始20周年、松任谷由実と山下達郎に至っては40周年だったが、そういったベテランアーティストが今回はランクインし音楽産業の売上に貢献した。

■アーティスト別の売上げベスト20 ※カッコ内は前年順位
1(-) Mr.Children
2(1) AKB48
3(2) 嵐
4(3) EXILE
5(7) 関ジャニ∞
6(12) 桑田佳祐
7(-) 松任谷由実
8(8) EXILE/EXILE ATSUSHI
9(-) コブクロ
10(-) いきものがかり
11(-) 安室奈美恵
12(-) 山下達郎
13(-) Kis‐My‐Ft2
14(-) SKE48
15(5) 少女時代
16(16) JUJU
17(4) KARA
18(15) SMAP
19(-) 浜崎あゆみ
20(14) 西野カナ