最後の野外コンサートにしたい――松山千春が生まれ故郷の北海道・十勝でデビュー以来34年ぶり野外コンサート!!

holiday-・・・R・・・t・@・z・J (1).jpg今年、デビュー35周年を迎えたフォークシンガーの松山千春が8月4日、北海道・音更町のとかちエコロジーパーク・ピクニック広場で「デビュー35周年記念 Summer Live in 十勝」と題した凱旋野外コンサートを行うことになった。「35年間歌ってきて、その集大成として自分を育ててくれた十勝の空の下で歌いたい」と千春は意欲を見せている。
千春はデビュー以来、いくつもの野外コンサートを行ってきたが、生まれ故郷である十勝での野外コンサートは1978年8月に足寄で開いて以来となる。そういった意味では実に34年ぶりの”凱旋野外コンサート”となる。それだけに「たくさんの人に松山千春を生み育てた十勝の空気を体感してもらいたいと思った」と言う。しかし「ファンを含め自分自身の年齢としても、これが最後の野外コンサートにしようと思っている」。今回の野外コンサートで「35年の全てを出し切って、新たなスタートを切りたい」とも。
STVラジオの竹田健二ディレクターと出会い、ラジオに出演するため「ギター1本抱えて足寄から池北線で帯広まで出て、特急に乗り換えて札幌に通った」ことは今でも千春の脳裏に焼き付く。その後、77年に「旅立ち」でデビューした。が、竹田ディレクターは丁度35年前の77年8月8日に北海道厚生年金会館(現ニトリ文化ホール)での初コンサートを見届け、それから19日後、静かにこの世を去った。
「竹田さんを失い、自分の歌を報告する人がいなかったことが、ずっと心に引っ掛かっていた」という千春。しかし「1人の尊い竹田さんを失ったが、35年間、たくさんの竹田さん(ファン)が見守ってくれたと思っている。そのファンのためにも精一杯、十勝の空の下で歌い切りたい」と言う。
千春は、35周年を記念して1月25日に63曲入りのCDボックス「松山千春の世界」を発売した。今回の野外ステージでは、そのCDボックスの収録曲の中から選曲する。「松山千春の35年を振り返るようなステージにしたい」と気概を見せていた。
今回の野外コンサートは帯広市、音更町、幕別町、池田町、足寄町をはじめ十勝エコロジーパーク財団、十勝観光連盟、音更町十勝川温泉観光協会、十勝川温泉旅館組合などが実行委員会を組織して主催する。会場となる、とかちエコロジーパーク・ピクニック広場では初の本格的コンサートとなるが、動員数は十勝の野外コンサートとしては最大規模の1万人を見込んでいる。会場では十勝の名産を扱うフードコートも設置する予定もあり、地元関係者も「このコンサートがキッカケになって全国の人に十勝の魅力を知ってもらい、経済や観光の振興になれば」と期待を寄せている。
ところで、松山千春のデビュー35周年に合わせた企画としては、同コンサートの直前、7月30日から8月3日まで東京・青山の草月ホールで舞台公演「旅立ち〜足寄より」も上演される。千春役は三浦祐太朗、STVラジオの竹田ディレクター役には風間トオルが決まっている。他に逸見太郎、城咲仁、鎌田奈津美などが予定されている。
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「デビュー35周年記念 松山千春Summer Live in十勝」概要
■日時=8月4日(土) 17時(開場は15時)
■会場=とかちエコロジーパーク・ピクニック広場(音更町十勝川温泉南18)
■料金=ブロック指定8000円(小学生未満無料)記念グッズ付き
■問い合わせ=ウエス 011(614)9999