日本音楽制作者連盟新年会――権利者として権利を守ることを最重視…パッケージと音楽配信で米を抜き世界1位に!!

一般社団法人日本音楽制作者連盟恒例の新年懇親会「FMPJ NEW YEAR PARTY 2012」が昨夜、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルB2階「ボールルーム」で行われた。加盟各社からはもちろんマスコミ、音楽関係者など1200人以上が詰めかけ、それはそれは盛り上がった。
その中で、大石征裕理事長(マーヴェリック・ディー・シー社長兼CEO)と一般社団法人日本レコード協会の北川直樹会長(ソニー・ミュージックエンタテインメント社長)が挨拶に立ったが、非常にいいことを言っていたので、紹介することにした。
まずは、大石理事長である。
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冒頭、東日本大震災の被災地・被災者への支援について、その取り組みについて
「アーティストが自らの動きで支援に動いたのは重要なこと。こういった震災支援などがキッカケとなって、これからは新たなアーティストが自らの気持ちで自らの力で活動しようとしていくのではないか。その結果、これまでのような出来合いのものばかりではなく、よりオリジナルなものが生まれて来るものと期待している」
とした上で、音制連の活動については
「権利者の立場として権利を守ることを重要視していきたい。今年はさらに国内の市場を開拓し全世界を目指していきたい」
と意欲を語っていた。
一方、日本レコード協会の北川直樹会長は、来賓の代表として挨拶に立った。
「我が国の音楽業界はどうかと言った時、CDも売れない、音楽配信も今までは良かったのに…といった思いが、皆さんの中にはあると思う。しかし、数字の上で見ると…。現時点では最終的な集計は出ていませんが、CD、DVD、ブルーディスクといった音楽パッケージというのは前年比で僅か1%しかダウンしていない状況なんです。…もっとも音楽配信については2ケタのダウンになってしまいそうですが…。しかし、パッケージで1%の落ち込みにとどまるのは凄いことだと思っています。先日、米国から当社のCEOであるダグ・モリス氏(前・米ユニバーサルミュージック・グループ会長兼CEO)が来日したのですが、彼が言うには米国を含め全世界ではパッケージは20〜25%ダウン。音楽配信は2〜3%のアップと言う状況が続いているそう。そういった中で日本と言うのは非常に恵まれた音楽環境にあると羨んでいました。今、日本の音楽産業を世界に照らし合わせ見た時、これまで世界1位は米国だったが、昨年の上半期(1〜6月)はパッケージ、音楽配信共に日本が米国を初めて抜いて1位になりました。おそらく、年間を通じても日本が米国を上回ると思います。つまり、それほど日本は音楽大国に成長したと言うことです。やはり音楽業界は『共生と共栄』に尽きると思います、とにかく手と手を携えやっていくことが重要だと思っている。それが、今や世界でNO1という市場を持つようになった日本が、さらに発展する要素になっていくと思う」。
因みに、乾杯の発声はフォーク・グループ”海援隊”のリーダーで、俳優としても活躍中の武田鉄矢が行った。

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