SHIBUYA AX やBOXX設立に関わった電通エンタテインメントの部長が40億円もの横領!!

部長とは言え、一事業局の一部長が40億円を超える巨額の金を集め横領出来るとは凄いことである。
事件は“世界の電通”で起こった。
大手広告代理店「電通」の「電通エンタテインメント事業局」の企画業務推進部長だったO氏(46)は、2002年から08年に亘って、架空の投資話をデッチ上げ40億円以上ものカネを集めた上、私的に流用したというのだ。
関係者によると、O元部長と言うのは、エンタテイメント事業部の前は電通のテレビ局に所属し、東京・渋谷区のNHK放送センターの前の代々木公園内にあるSHIBUYA AXやSHIBUYA BOXXといったライブスペースの設立に携わった。SHIBUYA AXは日本テレビ、SHIBUYA BOXXはテレビ東京が関わり、番組としても使われてきた。
報道では、その際に「本来の目的とは異なる業務発注を繰り返し40億円以上を流用していた」としているが、その際に、O元部長の親族が役員を務めていた広告会社などに業務を下請けさせ、入った資金をAXやBOXXなどの資金繰りの穴埋めなどに使っていたと伝えている。
もっとも、資金繰りはAXよりBOXXだったとも言われている。
BOXは電通とテレビ東京などが共同運営していたが、その運営については共同運営組合を設立していて、O部長は事務局次長に就任していた。電通関係者によると「仕事に関してはやり手の1人だった」と評している。
しかし、実際には私利私欲な部分があった。報道によると、O部長は
≪知人が役員を務めていた大阪市のコンサルタント会社など約10社を1次委託先とし、組合や電通などの名義で施設の運営関連業務などを発注。 その際、以前に父親が役員を務めていた広告会社など数社を2次委託先に指定、 1次委託先から2次委託先に作業代金を前渡しする契約を結んだ。 しかし、実際には広告会社などは目的の作業をせず、渡された資金は別の1次委託先への支払いや施設の土地の賃料など主に施設の資金繰りの穴埋めに使われた≫
としている。
だが、関係者によれば、O元部長は、この資金を「電通も出資する」と言い、架空の投資話をデッチ上げて集めていたという。「電通が出資する」と言えば、誰もが信用するだろうし、ビジネスにも繋がる。そういったことから大手のファンドまでがO元部長の口車に乗っかり投資したと言う。それにしても、ある電通マンは
「去年、20億円ぐらいの横領だと聞かされていましたが、それが今回40億円と報じられた時は正直驚きました」。
(つづく)