桑田佳祐ばかりじゃない!! 食道がんを克服した小澤征爾の“復活ライブCD”が大評判に…

110126_104652.jpg昨年1月に食道がんの手術を受けながらも昨年末に完全復活を果たした“世界の小澤”こと指揮者・小澤征爾が、昨年12月14日に米ニューヨーク・カーネギーホールで行った公演の模様を収録したライブCD「奇蹟のニューヨーク・ライヴ」が26日に発売された。これが、無茶苦茶の売れ行きらしい。ま、無茶苦茶と言っても嵐やAKB48、ましてKARAなんかに比べたら、そりゃ少ない。が、クラシックとしては早くも爆発的なセールスになっているというのだ。
きょうは発売日とあって東京・銀座の山野楽器本店で初日の店頭キャンペーンが繰り広げられた【写真】。これが早朝から100人以上が並ぶほどの盛り上がりになった。発売メーカーであるユニバーサルミュージックの担当者なんかは
「発売前から2万枚の予約が殺到していますからね。これはクラシックCDとしては記録的な数字なんですよ」
と豪語していた。
とにかく、山野楽器なんかは「クラシック作品では歴代最高の予約数となった」とか。
なるほど東京・銀座と言う土地柄もあってか、購買層は中高年が圧倒的。そういった意味では、小沢征爾のメーン・ターゲットだってことだ。それだけに「超強力作品」として同アルバムを推していくという。「発売日だけで1000枚以上を売り上げることは確実です」と意欲満々だった。これまで、山野楽器のクラシック予約数では09年に発売された盲目のピアニスト辻井伸行「感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ」が最高だったらしいが、世界の小澤征爾がその記録を僅か1年で塗り替えたということになる。
ところで、このライブCD「奇蹟のニューヨーク・ライヴ」は、サイトウ・キネン・オーケストラが「ブラームス 交響曲第1番 ハ短調」を演奏している。「小澤征爾と言えばこの作品」という、いわば十八番の作品。公演は昨年12月14日に行われたものだが「ライブの感動をいち早く届けたい」ということから、公演から僅か1ヶ月でCD化したという。そういったタイムリー性も今回のセールスに結びついたと言えそうだ。
それにしても、小澤征爾は9年間に発売した「ニュー・イヤー・コンサート2002」が100万枚を突破して話題になった。今回の作品は、その作品を上回る可能性も出てきた。