CCCでなくてよかった!?  ローソンが18億円で「HMV ジャパン」全株式取得し完全子会社化!!

CD、ビデオなど音楽ソフト販売の「HMVジャパン」(代表・太田達之助=東京・丸の内)をコンビニの大手「ローソン」(社長CEO・新浪剛史=東京・六本木)が18億円で買収することで合意した。「HMVジャパン」を巡っては、TSUTAYAなどを運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」が買うとか買わないとか大騒ぎしたものの、結局「横浜球団」と同じで最終合意までいかずに終わってしまった。ま、今後の展開は分からないが、音楽業界にとっても、ユーザーにとっても、僕が思うにはCCCに買収なんかされるより、ローソンの方がよっぽどマシだったようにも思えてならない。
発表によよると、「ローソン」は、「HMV ジャパン」の発行済普通株式の全てを「大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ」から取得、完全子会社化する株式譲渡契約を締結した。取得価額は18億円。
発表資料によると「ローソン」は「私たちは『みんなと暮らすマチ』を幸せにします」をスローガンに掲げているらしく、中でも「エンタテイメント事業を重要な成長分野と位置付けている」と言う。その上で
「ネットを活用した利便性の高いサービスの構築を目指しており、現在でも店頭マルチメディア端末『Loppi』や『Ponta&LAWSON ネットショッピング』によるエンタテイメント系オリジナル商品の開発・販売、ローソンエンターメディアでのチケットサービス、アーティストグッズの販売、ファンクラブ運営など、小売業界の中でもエンターテインメント関連事業を強みとしている」
としている。
そんなことから、今回の買収を決めたようだ。
因みに、「ローソン」は、HMVを「スタイリッシュで信頼性の高いブランドとして定着し、リアル店舗とネット通販をバランスよく両立した稀有なブランド」と評価している。
 いずれにしても、「ローソン」としては”総合エンターテインメント・ショップ”を実現することで、競争力の強化を図りたいのだろう。
いずれにしても、レンタルと販売の両刀で、都合のいいスタイルを構築している「CCC」が、HMVを買収したところで、音楽業界の発展に結びつくとは思わない。だいたい、これまでCCCが買収してよかったことは何もない。結局は「食い散らし」状態なのだ。要は、CCCと言うのは経営にビジョンがないのだろう。しかも、そのCCCも、ここ最近は経営的にもいいわけではない。そういった部分でも、ローソンのHMVジャパン子会社化は、ある意味でよかったかもしれない。

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