感動を売る24時間テレビ、小沢一郎のネガティブな情報を「世論調査」だと報じるメ ディア…

20060530183759.jpg「24時間テレビ 愛は地球を救う」が、今年も感動を売りまくった。おかげで視聴率は平均15.8%。いくら「偽善番組」とか「感動の押し売り番組」と騒いでも、33年も続けてきたら文字通り「継続はパワー」である。しかし、テレビの力がなくなってきたとは言っても、こんな番組で、85キロのマラソンをしたはるな愛も、タレントの面々も通常より高額な”営業ギャラ”で出演してイメージアップになるわけだし、万々歳である。それにしても、これでもかこれでもかというほどに”涙”と”感動”を視聴者に押し付ける。…これがテレビだって言っちゃえばそうなのかもしれないが、裏を返せば、この手法で民主党の小沢一郎は”悪人”イメージを視聴者に植え付けられてきたのだろう。しかも、小沢自身が、そういったことに対して反論も何もしないだけにメディアもやりたい放題だった。
特に、テレビ様というのは、出演してご機嫌とっている時はいいが、敵に回ると怖い。もっとも政治家でも大物になればなるほどテレビには余り出ない。が、中堅以下で暇な議員は、ホームグランドである国会という場では借りてきた猫。大した発言力もないだけに、連日テレビに出演して騒ぐ。何で、テレビでは威勢のいいこと言っていて、国会では発言しないのか?結局、国会議員のバッヂをつけたコメンテーターでしかないのだ。こいつら、議員収入よりテレビの出演料の方が多いんじゃないか? ま、国会議員に限らず、そのまんま東(東国原英夫)のような腐れ知事もいるから、救いようのないものだけど。
いずれにしても、テレビを中心としたメディアは、何としても小沢一郎を葬りたいと思っているのだろう。霞が関の官僚の手先になって動いているのは実はメディアなのかもしれない。ま、長い物に巻かれろ…というのはメディアの中に一番根強くあるのかもしれない。だが、自分たちは責任を取りたくない。で、都合よく利用できる「世論調査」を毎週毎週行うようになったのだろう。
「反小沢」「脱小沢」は世論が望んでいる…とか。代表選に小沢が出るとなったら
「菅直人の支持率は7割以上で、小沢は2割足らず…」。
まあ、世論調査と言ってしまえば都合がいいが、とんでもない”世論操作”である。
しかし、国民の支持率なんてとんでもない。
かつて、小泉純一郎以降の歴代の首相、安倍晋三なんか圧倒的な人気だったし、次の福田康夫だって支持率が高かった。そして次の麻生太郎なんて、漫画が好きだとか言って、これまた圧倒的な支持を得ていた。しかし、首相になったら…。コイツらを支持した国民は、どう責任を取ってくれるんだ!! しかも、菅になったら「首相がコロコロ変わるのはよくない」だとか。
そんなご都合主義の国民の世論調査なんかで、今や国会が右往左往なんだから情けないというか何というか。今度、世論調査を行う場合、政治に関心のある人がどれだけいるのか?選挙の投票に行ったことがあるのか? まず、基礎の質問として、そう問うべきだろう。そもそも小沢一郎はもちろん、菅直人すら知らないで答えているかもしれないだろ。
ま、それにしても、世論調査をもとに、各局のワイドショーやニュースショーではコメンテーターが嬉々として喋っていた。「景気対策」とか「政策が重要」と言いながら、行き着くところは「政治と金」で小沢批判…。
脳死状態は政権や民主党ばかりではなくメディアや国民も同じだ。