“目玉なし”“シンボルなし”の上海万博!!初参加「北朝鮮館」は大学の学園祭程度の中身!?

20100821040715.jpg20100821040624.jpg20100821040653.jpg20100821040748.jpg20100821040822.jpg「上海に来たなら」ということで、「上海万博」を見学に行った。
「上海万博」は、上海市内を流れている黄浦江という川を挟んで開催されているが、これが異常に広い。30度以上もある”中国晴れ”の中を歩くのは、なかなか大変である。しかも、何故か、展示館内以外に冷房施設はない。地球温暖化を訴えているのか、何故か扇風機がグルグル回っているだけ。確かに、風は気持ちがいいが、気温が高いのだから、扇風機の風もナマ暖かい。いずれにしても、体力が消耗する。
そんな状態だから、どこのゲートから入ったのかも分からないほどだった。
何だかんだと入り口でチェックされゲートを入ると、会場内は、これまた中国にしては珍しく?地球温暖化を訴えているのか「電気バス」で移動できるようになっている。もっとも、そのバスが、どこに行くのかもわからないまま乗車すると、黄浦江を下をくぐって、川向こうに…。で、一番最初の停車場でバスを降りると、何と、今回の万博で初めて参加したという「北朝鮮館」があるではないか!! それも「イラン館」と並んであった。だいたい、北朝鮮館を出るとイラン館に通じるようになっている。しかも、その隣は「レバノン館」である。北朝鮮、イラン、レバノンは、やはり国際的にも仲間と見なされているのだろう…。
それにしても「北朝鮮館」に入るときはワクワクしてしまった。さすがは「北朝鮮館」だから、さほど並ばずに入場できる。で、中に入ると、これが大学の学園祭程度の展示だった。
それでも「へー」と思ったのは、首都ピョンヤンの全景だろう。ただ、テーマ的には「ヒューマン」と謳ってはいたものの、さほど人間を感じさせなかったのは何でだろうか?いずれにしても、北朝鮮のプロモーションと言ってしまえばそれまでだが、ぶっちゃけ、1日もあれば内装の出来るようなものばかりで、予算的には1000万円もあれば出来るようなものだった。ま、そうは言っても今回は、参加することに意義があったのだろう。しかし、せっかく入ったのだからと、出口で、お土産なんて買ってみた。北朝鮮にお金を落としたようなものである。
他に、イスラエル館を観たが、並んだ割には大したことはなかった。
せっかくだからと、日本館に行ってみた。すると、これが長蛇の列。北朝鮮やイラン、レバノンは待ち時間0分で入れたのに、日本館は「3時間待ち」。こりゃ、冗談じゃない。「1番じゃなければダメなんですか?」と、事業仕分けで言ったお方もいたが、まだまだ日本は力があるんだ…と改めて実感した。ま、待ち時間では中国やアメリカには負けているだろうから、1番じゃないことは確かだろう…。
それにしても、冷静に考えたら、1970年に大阪で開催された「日本万国博覧会」の方が、盛り上がっていたような感じがした。大阪万博は凄かった。アメリカ館には「月の石」とか言って、アポロ11号が持ち帰った石があったし、何か”目玉”があった。しかも、「太陽の塔」とか言ったシンボルもあった。ところが、上海万博は、これといった”目玉”がない。中身はなくても「北朝鮮館」か? それに、「太陽の塔」のような、誰もが発せられる共通のシンボルがないのが弱い。いずれにしても、1日や2日では回れるものではないが、1回行って中を歩いたら、とりあえずは満足ってとこか!?