ビクターEのソフトバンク売却破綻!! 原由子の最新アルバム朝日新聞全面広告が要因か!?

JVC・ケンウッド・ホールディングスの音楽事業部門である、ビクターエンタテインメントとテイチクエンタテインメントの売却問題で、出資交渉していたソフトバングとは予想通り破綻となった。昨秋のゲームソフト大手のコナミとの交渉決裂に続いて2連敗である。音楽部門の中核であるビクターエンタテインメントを1円でも高く売りたいと思っていたJVC・ケンウッド・ホールディングスと孫正義率いるソフトバンクとの金額交渉で折り合いがつかなかったというが、やはり決定的な原因は、桑田佳祐、サザンオールスターズの楽曲が自由にならないことだろう。そういえば、先週だったか、朝日新聞に、原由子のアルバム発売の全面広告で、意味深なことが書かれていた。この広告によって、ソフトバンクが買収交渉から手を引いたなんて言われている。
確かに、サザンオールスターズ関連の楽曲は最大の魅力だろう。しかし、楽曲には権利問題がある。これだけは簡単にはいかない。しかも、サザンオールスターズの所属するアミューズは、ライバル会社「KDDI」と合弁会社「A-Sketch」まで作っているし、その合弁会社の社長はサザンオールスターズのマネジャだった人である。これは一筋縄ではいかない。
他にも、情報が読売新聞に掲載されたことも交渉を硬直させたとも言われている。情報のネタ元は、JVC・ケンウッド・ホールディングスの河原春郎氏(JVC・ケンウッド・ホールディングス代表取締役会長兼社長・執行役員最高経営責任者兼日本ビクター代表取締役)と言われているが、コナミへの売却交渉に続いて読売新聞にスッパ抜かせて、少しでも金額を有利にしたいと考えていたのかもしれないが、結果的には裏目に出たことは確かかもしれない。いずれにしても、今回の音楽事業部の売却問題は、少なからずともJVC・ケンウッド・ホールディングスの中でも責任問題に発展する可能性が出てきそうだ。
それにしても、ソフトバンクの総帥・孫正義は何としてもレコード会社が欲しいと思っているようで、本心ではエイベックスかユニバーサルミュージックに興味を持っていると言われる。ま、ユニバーサルミュージックは、フランスのビベンディが100%所有しているだけに難しいが、正直言って孫さんのことだから何を考えているのか分らないのも事実。
結局、ビクターエンタテインメントの売却問題は白紙に戻り、JVC・ケンウッド・ホールディングスは再び売却先を探さなければならならないが、こんな問題が続いていたら、参ってしまうのは所属するアーティストであり社員だ。こんな状態ではヒット作も出来ない。親会社のJVC・ケンウッド・ホールディングスは、売却することばかりを考えるのではなく環境を整え、再建への道を模索した方が懸命なのではないだろうか?