あの“夜のドラえもん”は何処へ…。女子大生キャバで人気の六本木BADD GIRLS撤退!!

20100316013056.jpg「女子大生キャバクラ」として人気だった六本木の老舗キャバクラ「BADD GIRLS」が、ついに撤退した。よく、六本木駅の周辺などでチラシを配っていたが…。やはり、景気が悪いのか?
しかし、実は、この店から僕は「出入り禁止」になっていたのだ。そういった意味じゃ、それほど「残念!」という気持ちにはならならいのだが…。
振り返れば、3年前のことだった。「BADD GIRLS」に巣くう“夜のドラえもん”のことを追った。その人は、某デザイン会社の社長らしく、Sさんという。Sさんは、この店に在籍する女の子の名前や生年月日などを記した、独自のリストを作成していて、店に行くと、従業員と誰を指名するか相談をするようだった。一晩に3~4人ぐらい指名するようだが、指名の女の子が決まって落ち着くと、ボトルの上に持参した“ちょんまげドラえもん”を被せるのだ。この“ドラえもん”は、Sさんがデザインした試作の“ドラえもん”らしく、何と、頭に“ちょんまげ”があるのだ。Sさんは、女の子に、このドラえもんは「世界に1つしかない」と自慢するらしい。
その後は、ドラえもん気取りに、お腹に巻いたポーチを取り出し、その中に入った500万円の札束を見せびらかし「僕と、付き合うと金持ちになるよ!」と言い出し、女の子の耳元で「交通費別の10万円で今夜、どう?」と囁くらしい。金額は、女の子によって「交通費込みの14万円」とか、バリエーションはあるらしいが、とにかく、言葉巧みに誘うそうだ。
また、ゴールデンウィークや連休に前になると「お金のお入用は?」なんて、電話をかけてくるらしく、女の子の中には「夜のお助けマン」なんていう声もあった。また、蔵六寿司から女の子を誘うことも多く、とにかく羽振りよさも“S級”だった。
そのSさんの口癖は「浜崎あゆみは、おれの援助を受けて大スターになった」。
いやいや、素晴しいキャラクターの持ち主だったわけだが、Sさんの写真を撮ったら「渡辺さまを当店に入れることは出来ません」ときた。ま、当然と言えば当然か?
でも、これが3年前だったが、「「BADD GIRLS」の女の子に聞いたら、最近でも相変わらず来ているそうで、やっぱり女の子の間では「夜のドラえもん」で知られていた。しかも、行動も変わらないようで、ちょっと安心した。
しかし、当時は、よく飲みに来ていた、脚本家の大先生・野島伸司は「見たことがなかった」らしいが…。
いずれにしても、さまざまな想い出を残したまま、「BADD GIRLS」は静かに撤退してしまった。それにしても、気になるのは、Sさんである。「BADD GIRLS」を失ったSさんは今、どこを彷徨っているのだろうか? あと、あの“ちょんまげドラえもん”。「試作」とは、口伝えに聞いていたが、その権利はどうなんているのか?いくら試作でも勝手に出来るものなのか?…それだけが気がかりでならない。