天皇陛下の前で歌ったEXILEの所属事務所「LDH」が約1億円の“所得隠し”だって!?

EXILEのリーダー、HIROこと五十嵐広行が社長を務める、EXILEの所属事務所「LDH」が、1億円以上の所得隠しをしていたと東京国税局から指摘されていたという。
申告漏れは平成21年3月期までの2年間だったというが、LDHでは「税務当局との間で見解の相違があった」としたが「すでに法人税と消費税の修正申告を提出し、全額の納付を完了している」と説明。その上で「所得隠しのような意図的な行為は一切ない」とコメントしている。
確かに、この2〜3年のEXILEの活躍は目覚しかった。ミリオン・ヒットも生み、東京ドームなど、コンサートも大盛況だった。そういった意味でいえば、国税局から狙われるのは当然だったのかもしれない。それにしても、昨秋、天皇陛下の前でも歌ったEXILEに「所得隠し」とは大胆な指摘だが、冷静に考えて“所得隠し”と“申告漏れ”では全く違う。今回の場合は、LDH側が言うように「見解の相違」があり得るんじゃないだろうか!?
まず、税務署と国税局の間で、意思統一がなされていないのが現状なのだ。例えば、制作費だけに限っても、その経費を税務署は認めたとしても、国税局は認めないというケースが多々あるようなのだ。おそらく、芸能事務所の場合、国税局が入ったら大抵、申告漏れを指摘されるはずである。
現時点では、詳細は分らないが、眞鍋かおりや小倉優子が所属していた芸能事務所「アバンギャルド」とは全く違う。「アバンギャルド」の場合は、約11億4000万円の法人所得隠を隠しで東京国税局から東京地検に告発されたが、明らかに悪質だった。だいたい3年間に約11億4000万円の法人所得を隠し、約3億4000万円を脱税したのだ。しかも代表を務めていた牧野昌哉は、偽装プロダクションの「アヴァンギャルド」と、牧野社長の父親が代表を務める芸能事務所の「マテック」にタレントが所属しているようにみせ、そのタレントを移籍させるために「多額の移籍金を支払った」と、経費を上乗せしていた。そればかりか、牧野の個人的な旅行代金まで会社の経費として処理されていたというから「悪質」という以上に“公私混同”といった方がいいかもしれない。
LDHの場合も、あるいは、巧妙な経理操作によって所得隠しがあったとも考えられなくもないが、おそらく、今回は単純な「申告漏れ」ではないだろうか? いずれにしても、国税局の場合は、何らかの申告漏れを指摘しないと仕事をした気にならない習性がある。ま、時期的には国税のキャンペーンになったような気もしないわけじゃない。