豪華な立体的ステージで魅了!! 「オペラ座の怪人」の“続編”「ラブ・ネバー・ダイズ」ロンドンで上演開始!!

20100310002707.jpg20100309070849.jpg世界中で大ヒットしたミュージカル「オペラ座の怪人」の”続編”とも言うべき「ラブ・ネバー・ダイズ(原題)」がロンドンで10日からスタートした。その一般上演を前にした、いわゆる“公開ゲネプロ”を観ることが出来た。
この「ラブ・ネバー・ダイズ」は、「オペラ座の怪人」の“続編”として出ている小説――フレデリック・フォーサイスの「マンハッタンの怪人」を元にしたものだという。物語は前作の「オペラ座の怪人」から10年後のニューヨークを舞台にしている。
「オペラ座の怪人」は、86年にロンドンでスタートしたが、日本では88年に「劇団四季」によって上演が開始されて以来、何と通算5000回ものステージが繰り広げられているという。総入場者は526万人と言うが、何と、その「オペラ座の怪人」の舞台を僕は観たことがなかった。「オペラ座の怪人」を観ないうちに、いきなり“続編”を観ようとは夢にも思わなかったが、「ラブ・ネバー・ダイズ」のプロデューサーで作曲のアンドリュー・ロイド・ウェバー氏に会って聞いたら
「今回の舞台は、原作を読んでいない人、前作を観ていない人でも十分に楽しめる内容になっている」。
なんて言っていた。
なるほど、そう聞かされて観てみたら、思わず納得してしまった。
一応「オペラ座の怪人」の内容は知っている。で「オペラ座の怪人」から10年後を描いた“続編”ともいうべき「ラブ・ネバー・ダイズ」の登場人物で、”新顔”となるのは、怪人のファントムとクリスティーヌ・ダーエというコーラスガールの間に10歳の子供が生まれたということのようだ。しかも、「ラブ・ネバー・ダイズ」での怪人はニューヨークで成功を収め大富豪となって登場している。一方、クリスティーヌは…。
ま、内容は結構、衝撃的なものとなっているが、とにかくテンポが速く進む。約2時間ちょっとの内容だが、疲れを感じなかった。それ以上にステージが豪華である。テクノロジーを駆使しているというか、立体的な空間を肉眼で体験できるものだった。正直言って舞台とかミュージカルは、余り観たことがないが、「ラブ・ネバー・ダイズ」を観たら、今まで思っていたミュージカルのイメージを変えてしまうよう。とにかく、衣装変えも鮮やかだった。ユーミンが観たら、おそらく、マネをするんじゃないかというようなステージだった。
「ラブ・ネバー・ダイズ」は、今秋11月には米ブロードウェイでも上演されるというが、日本は決まっていない。しかし、もし日本で上演する場合、舞台装置をどう使うのか? と思うようなものだった。実に曖昧な書き方しか出来ないが…
ところで、プロデューサーであるアンドリュー氏は、「オペラ座の怪人」に他、「ジーザス・クライスト・スーパースター」や「キャッツ」「エビータ」「スターライト・エクスプレス」などのミュージカルや映画も手がけてきた。これまで受賞したトニー賞の数は7つ。その他にもグラミー賞を3つ、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞を1つずつ獲得。また、「オペラ座の怪人」では、無名だったサラ・ブライトマンを起用してトップ・スターに育て上げた(サラ・ブライトマンとは84年に結婚したが90年に離婚している)。
そのアンドリュー氏は、昨年10月に前立腺がんで手術を受けた後、慢性感染症で再入院。緊急な治療を必要とする合併症を起こしたものの、がんの手術自体は「完全に成功」したというのだが…。