木村カエラも残って京都のIT企業「フェイス」が創業100周年のコロムビアME筆頭株主に!!

コロムビアミュージックエンタテインメントが、創業100年目の今年、再び「邦人系レコード会社」に戻った。コロムビアは、日本最古のレコード会社でありながら01年に米国の投資会社「RHJインターナショナル エスエイ」(旧リップルウッド・ホールディングス)などに、たった60億円程度で買収されてしまった。当時、日本コロムビアと言っていたが、現在のコロムビアミュージックエンタテインメントに名称が変わり、会社自体もハラハラドキドキといった感じだった。
しかし、去年、社長にプロパーの原康晴氏が就任して以来、徐々に流れが変わり始めてきた感じがする。何とコロムビアの株式を、京都のIT関連会社「フェイス」が買収し、筆頭株主になったのだ。発行株式数の31.39%を約30億円で取得したと言うのである。30億円が高いか安いかは意見の分かれるところではあるが、僕は「安い買い物」だと理解している。91年当時、リップルウッドは60億円で日立から買収したが、この時も、正直言って、余りにも安い金額で唖然としたものだった。それが9年経ったら半値とは…。
いずれにしても、日本のレコードの歴史はコロムビアの歴史である。そういった意味でも、フェイスは、安すぎる買い物をしたといっていいだろう。
フェイスは、東証一部の上場会社で、世界で初めて携帯電話の「着信メロディ」を考案・実用化した会社で、デジタルコンテンツ事業の草分け的なIT関連企業。音楽のコンテンツサービスの他、医療・健康情報の配信なんかもやっているらしいし、昨年は、松たか子主演映画「告白」を共同製作(中島哲也監督)している。
しかし、今回のコロムビアの株式買収は
「両社の音楽関連サービスの連携を軸に、映画・ショートコンテンツ等の映像関連事業、オンラインゲーム事業をはじめ、携帯・インターネットを活用したアーティストプロモーション、新たなビジネスの創出等、多くの事業シナジーが見込まれ、戦略的なパートナー関係を構築していきたい」としている。
それにしても、これでコロムビアが一部で噂されたビクターエンタテインメント、テイチクエンタテインメントと一緒になる話は消えたことになる。
コロムビアには、故美空ひばりさんをはじめ松山千春、氷川きよし、木村カエラ、さらには細川たかし、都はるみ、島倉千代子…とにかく、幅広いアーティストが多数いる。また、カタログも多い。冒頭、社長が代わって、流れも変わったと記したが、ここにきて、移籍が噂され、某大手レコード会社2社が争奪戦を展開していた木村カエラもコロムビアに残ることが決まったという。
カエラは、「紅白」出場で「Butterfly」が売れているし、この絶好のタイミングで初のベスト・アルバム「5years」を発売(2月3日)する。状況的にミリオンにいっても不思議ではないアルバムだ。100年目を迎えるコロムビアから今年は目が離せない?

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