「北海道厚生年金会館」が「さっぽろ芸術文化の館」に名称変更 !! 松山千春の秋のコンサート・ツアー!!

20091226142658.jpgholiday-IMG_0049.jpg松山千春の秋のコンサート・ツアー「起承転結」が24、25日夜の北海道・さっぽろ芸術文化の館でファイナルを迎えた。今回のツアーは10月3日の神奈川・座間公演を皮切りに21都市で26回の公演を繰り広げてきた。
ところで、千春の全国ツアーは、地元・北海道で行うのが通例となっているが、たいてい会場は「北海道厚生年金会館」である。ところが、今年は「さっぽろ芸術文化の館」。何か、聞いたことのない会場だったが…。
実は、「北海道厚生年金会館」が名称変更したのだ。
全国の厚生年金会館は、来秋までに民間への払い下げされるか、廃業するかの選択に迫られている。そういった中で、次々に厚生年金会館は切り売りされていった。
中でも、愛知厚生年金会館は、リーマンショックがなければ壊されてしまう予定だったらしいし、大阪厚生年金会館もオリックスが買収したものの、場所がいいし、本音はホールなんて壊してしまったマンションにしてしまいたいようだ。しかし、大阪で厚生年金会館がなくなったら、今でさえ、一気に会場不足になりかねない。もっとも橋下徹府知事は、そんなこと全く気にしていない様子だが…。東京厚生年金会館だって、老朽化が進んでいるだけに、どうなるか分からない状態だ。
そういった中、北海道は?
北海道厚生年金会館は、客席数が2300席あるそうで、道内のホールとしては最大級。しかし、売却問題が出てきた時は、一時「ホールがなくなる」なんて話まで出てきた。結局は、札幌市が買収し、今月から名称を「さっぽろ芸術文化の館」とした。
北海道厚生年金会館は、千春にとってはデビュー・コンサートを開いたところだけに、その思い入れは人一倍強い。それだけに、厚生年金会館の存続運動には熱心だった。しかし、それにしても、北海道厚生年金会館はなくなったら、札幌ドームか月寒グリーンドームぐらいになってしまい、札幌市内でコンサートを開くアーティストがグーンと減ってしまうところだった!?
ところで、千春のコンサートだが…。昨年6月、千春は不安定狭心症で倒れ、経皮的冠動脈形成術(けいひてきかんどうみゃくけいせいじゅつ)の処置を行なった。その結果、デビュー以来、初めて東京公演を含むコンサートを中止した。そして昨秋、そして今春と、体調面からコンサートは大都市圏を中心に組み、回数も減らしてきた。
しかし、1年が過ぎ、今回のツアーから、ようやく通常の公演回数に戻ってきた。もっとも、2〜3年前は30〜40本、年間でも70本前後のコンサートをこなしていたことを考えると、、まだまだ「完全復活」とはいかない感じである。
しかし、「さっぽろ芸術文化の館」でのファイナルは、やはり地元に戻ってきたという気持ちもあったのだろう。体調も万全だったようだ。「22歳の別れ」の他、山下達郎の「クリスマス・イブ」や都はるみの大ヒット曲「北の宿から」なんかも歌い、終わったのは9時半を過ぎていた…。

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