ファン無視!!  メジャー・デビュー前のビジュアル系バンド“SuG”が所属事務所の命令でライブを“仮病キャンセル”

holiday-sug06.jpgファン無視の行動をとった“言語道断”というべきバンドは“SuG(サグ)”と言う、いわゆるビジュアル系バンド【写真】。まあ、殆ど無名に近いバンドとも言えなくもないが、それでも「プロの端くれ」。ファンあってのバンドであることは間違いがない。ところが、そのプロの端くれバンド“SuG”が、事もあろうに仮病を使ってライブ出演をキャンセルしていたことが【ヘッドロック】の取材で分かった。
出演をキャンセルしたのは11月17日(火)のOSAKA MUSE(大阪)と11月18日(水)のE.L.L(名古屋)。会場前には、主催者から

【一昨日よりSuGメンバー(Vo.武瑠・Gt.yuji)が体調不良を訴えた為、病院で診察を受けた所、感染性胃腸炎と診断されました。11月16日(月)から18日(水)に開催されるイベント及びライブへの出演を医師の指導に従いまして、お客様への感染予防を考慮し、やむをえず出演を見送らせて頂く事としました】

という断り書きが貼られた。
まあ、公演のドタキャンで記憶があるのは、マドンナの後楽園球場(現東京ドーム公演)や宇多田ヒカルの徳島公演なんてのがあった。そうそう、ロシアのお騒がせデュオ、タトゥーも名古屋のライブをドサクサ紛れにドタキャンしたっけ。しかし、その都度、大変な騒ぎになったが、それはマスコミが注目する「大物」だから。そういった意味では“SuG”のドタキャンなんて誰も相手にされないが、性格の悪い【ヘッドロック】にとっては、そんな大物も小物もない。ま、アーティストはアーティストである。
と言うのも、公演のキャンセルの理由を、よくよく調べてみたら何と「所属事務所の都合」だというのである。要するに「事務所の勝手な事情で無理矢理にライブをキャンセルした」というのである。これじゃ、ファン無視と言われても仕方がない。しかも、事情が事情だけに、これは“SuG”だけを責めるのも可哀相である!!
だいたい、この“SuG”というバンドの所属事務所というのは、業界内でも非常に評判が悪い。ビジュアル界最大手事務所の出資を受けて、その大手事務所の子会社となって手取り足取りの支援を受けながら、ようやくビジュアル界での地位を確立した事務所だった。ところが、いざヒットを出すや、支援を受けてきた大手事務所を無視した、まあ、常識的に考えてもとんでもない事務所だと聞く。世話になっておきながら、いざとなったら関係ないという、まさに義理も人情もない事務所のようだ。というわけで、今回の“SuG”のキャンセルについて、イベント関係者に聞いてみた。
「実は、このライブには以前、世話になった大手ビジュアル系事務所の関係するバンドが出演していたんです。しかし、そんなイベントに出演させたら、自分たちのやってきたことがバンドに知られてしまう可能性がある。慌てた事務所は、出演を取りやめさせたんです」。
結局、痛くも無いのにボーカルとギターは「感染性胃腸炎」という不可解な病名を発表させられたというわけだ。これは、前代未聞の珍事である。
しかし、そんなことがまかり通るはずもない。所属事務所の裏事情を知り尽くしたバンドや制作スタッフが“SuG”のメンバーに真実を問いただしたところ、「仮病」だったことを白状したという。しかも、“SuG”は、事務所の行動に最後の最後まで抵抗したそうだが、事務所は聞く耳も持たなかったという。要は「大人の事情」らしい。
それにしても、この“SuG”とうバンドは、テレビ・アニメの主題歌で、来年1月27日にメジャー・デビューすることが決まっている。こういった問題が起こると、決まってバンドの責任になるのはやむを得ないが、やはり問題なのは所属事務所である。そういった意味では“SuG”も被害者なのかもしれないが、メジャー・デビューを前に、こんなことをしちゃったらマズイだろう!! ぶっちゃけファンは納得しないだろう。いずれにしても、こんな身勝手でいい加減な事務所と契約してこれから大丈夫なのか、心配になる。
しかし、押尾学もそうだったが、所属事務所は事件が発覚する前に契約を解消して、我関せずである。押尾に六本木ヒルズ・レジデンスの部屋を貸したピーチ・ジョンの野口美佳に至っては、もはや他人事。まさに無責任極まりない世の中になってしまった。そういった意味では、1回や2回の公演をドタキャンしたことなんて、事務所は、たいしたことがないと思っているかもしれない。