元ペニシリンのGISHO逮捕も!? ジャスダック上場のオメガプロジェクト総帥・横濱豊行が証券取引法違反逮捕!!

ジャスダックに上場している映像製作会社「オメガプロジェクト・ホールディングス」の総帥・横濱豊行(=現取締役)が、証券取引法(現・金融商品取引法)違反容疑(株価操縦)で逮捕された。捜査をしていた大阪府警本部及び証券取引等監視委員会は、オメガプロジェクトも家宅捜索を行い、差押さえなどを行った模様だ。ところで「オメガプロジェクト」と言ってもピンとこないだろうが、かつては、松嶋菜々子が主演した「リング2」や「アナザヘヴン」「オーディション」(三池崇史監督)、窪塚洋介・柴咲コウが主演した「GO」、竹内結子が主演した「星に願いを」、そして「幼遊伝」等など多数の映画を製作してきた。まあ、その全てが今になっては“過去の栄光”だったと言える。表向きには、勢いのある映像製作会社だったが、その実態はいい加減を絵に描いたようだった。だいたい社長は、かつて一世を風靡したビジュアル系バンド「ペニシリン」のベイシスト“GISHO”こと近藤宜彰である。もっとも経営能力の乏しい近藤だけに、何から何まで横濱に頼りっぱなしだったことは言うまでもない。要するに、近藤は、横濱の単なる操り人形だったわけだ。そういった意味じゃ、今や操る人間が逮捕されていなくなってしまったわけだから、もう会社はオシマイというしかない。ところで、オメガプロジェクトと【ヘッドロック】の関係は深い。思い起こせば3年前の06年の秋だった。東京地裁で「ペニシリン裁判」が行われた。この「ペニシリン裁判」とは、ペニシリンのメンバーだったHAKUEI、千聖、GISHO、O−JIRO、そしてマネジメントを担当していた新井理仁氏が、前事務所の「ティアーズ音楽事務所」から楽器や音響機器、衣装、さらにはファンクラブの会員名簿を持ち逃げしたことから、損害賠償を求められたのだ。この裁判をいち早くキャッチしたのが【ヘッドロック】だったわけだが、この事件の裏で、糸を引いていたのが横濱だったのだ。とにかく、横濱という男は大手銀行出身とあって、実に腹黒かった。音楽のことしか知らないペニシリンのメンバーをそそのかし、事務所からの独立を企んだ。しかも、独立後のペニシリンの所属事務所「ヒューマンドール・エルエルシー」は、税金対策のために何と、米デラウエア州に米国法人として設立した。実に巧妙だった。しかも、メンバーは自分たちの事務所なのに「どこに設立したか、詳細は分からない」なんて平然と答えていた。それだけではない。裁判長から「税務申告」について聞かれた近藤は「全くしていなかったと思う」なんて吐露していた。アホである。とにかくジャズダックに上場しているのに実にいい加減だった。こんなことだから、オメガプロジェクトは上場会社でありながらズサンな経営が指摘されていた。当然だが株価も下落。結局、前所属事務所「ティアーズ音楽事務所」から起こされた民事訴訟は、オメガプロジェクトが完敗。230万3356円の支払いを命じられた。とにかく、裁判ではオメガプロジェクト側の証人が「全て、横濱豊行の指示だった」なんて証言するほどだった(もっとも横濱は「ペニシリンには興味もなかったし、援助もする気がなかった。持ち出しに関しては指示したこともないし、そういったものには関心もなかった」と答えていたが…)。いずれにしても、横濱という男はとんでもない男だった。横濱は、社外の投資グループを通じて不当な株取引を行っていたというのが証券取締法違反容疑になったわけだが、関係者によると「この取引には近藤も絡んでいた可能性がある」と指摘する声もある。「オメガは関与していない」としているが、万が一、取引に関わっていたとしたら近藤も逮捕である。今後の捜査の成り行きが注目される。