「誰の応援も不要」と1人で戦う森田健作 vs 「組織」をバックに戦う輩との“千葉利権”争奪戦!?(4)

holiday-P1010699.jpgそれにしても、千葉県と言うのは、一体、何なのだ。100万票を獲得して千葉県知事になった“青春の巨匠”森田健作を引き摺り下ろそうと、今度は共産党県議を中心に「森田知事の政治責任を追及する会」が組織されたという。吉川洋県議を中心に「市民グループ」854人で組織した「森田健作氏を告発する会」(井村弘子代表)もあるから、県議会が始まる前に、何と、2つもの“反森田”が組織された。
森田が自民党支部長を務めながら知事選で「完全無所属」で出馬したということだけで、一体、この騒ぎは何なのだ。余りにもヒステリックになり過ぎである。おそらく、投票にも行かなかったような人でも、何が何だか分からないまま、お祭り気分で騒いでいるに違いない。
いや、それ以上に、森田が県知事になってもらっては困ると思っている県議や、市民グループがいるに違いない。これは「誰からの応援も不要」と1人で選挙戦を戦ってきた森田に対して“組織”をバックに選挙戦を戦ってきた輩の戦いだろう。まさに“利権”が渦巻く千葉県の実情を象徴したものである。
森田は“完全無所属”と言っていたが「実際にはバックに自民党がついているじゃないか」と言いたいのだろう。前回の知事選では自民党と公明党は堂本暁子知事を支持した。その堂本は、今回は民主党、社民党などに頭を下げて、マニフェストを全て受け入れることで吉田平を支持してもらい後継者とした。この裏には、大なり小なり利権の奪い合いがあったはず。ところが、ここで森田知事になってしまったら、巨大な利権が再び自民党に持っていかれると思ったに違いない。早い話、今回の“森田下ろし”は、県民を無視した利権争いだと言える。恐るべし千葉県である。
しかし、千葉県は、これまで、ずっと、県知事、県議、業者がグルになって、この利権争いに明け暮れていたのだろう。だから、いつまで経っても発展せずに田舎のイメージが残る。あの「ディズニーランド」まで、千葉県にありながら、千葉の名称を使わず「東京」である。成田空港があるのにインターナショナルになりそこなっている。そればかりか、財務状況は悪く、借金は2兆円を超えている。明らかに、堂本県政の失敗なのに、何故か「森田健作氏を告発する会」は、「堂本県政の引き継ごう」なんて言っている。こんなの誰が見たって、おかしいだろう。いやいや、噂には聞いていたら、千葉県というのは、とんでもないところだった!! 
もはや森田は、そういった旧態依然の千葉県を支持する輩と徹底的に戦うべきだろう。そのためには、まずは、従来の“利権構造”にメスを入れることである。“利権”を断ち切ることだ。
それにしても、県議会で所信表明をする前に、これだけ騒ぎ立てるというのは、やっぱり、森田を混乱させ、追い込んでいこうという強かな戦略があったに違いない。
「追い込んで、早く辞めさせて、何でも言うことを聞く、地元運輸業者の2世の吉田平を知事にして、千葉利権を護り抜いていこう!!」
ってことに違いない。
しかも、この“千葉利権”にパラサイトしたメディアが次々に現れているってことだろう。