「千葉県民は騙されやすい」ってこと!? 千葉県知事・森田健作を吉川洋県議や市民グループが告発!!(1)

holiday-P1010699.jpgおそらく前代未聞のことだろう…。
千葉県知事になった“青春の巨匠”森田健作に「待った」をしたのである。
千葉県知事選で「完全無所属」を名乗りながら、実は自民党支部代表を務めていた。これは、「公職選挙法(虚偽事項の公表)違反」に当たるとして、リヤカーマン県議の吉川洋を中心とした一部の県議と、その仲間たちである県内の「市民グループ」が、千葉地検に告発状を提出したというのである。
この告発に対して、やはり千葉県知事選に出馬し、泡沫候補化した白石真澄を気遣ってか、白石がコメンテーターで出演していたテレビ朝日「スーパーモーニング」に出演している鳥越俊太郎は「これは、明らかに偽装」なんて、何だかよくわからないが、知事選を“食品偽装”と同じ土俵で語っていた。白石を応援していたのかもしれないが、鳥越さんのような見識のあるジャーナリストとは思えぬ発言に、正直、頭の中にまでガンが転移しちゃったのかと心配してしまった。
余談はともかく、告発したのは「森田健作氏を告発する会」(井村弘子代表)メンバーら854人らしい。告発状によると、森田知事は(千葉県ではなく)東京都の自民党支部の代表者でありながら、知事選中に配った法定ビラで「政党より県民第一」などと記載し、身分について虚偽の事項を公にしたとしている。また、知事が代表を務める同党支部が05〜06年、外国人などの持ち株が比率50%超の安売りの殿堂「ドン・キホーテ」から980万円を受け取っていたことは「政治資金規正法違反」にもなる…と訴えている。
単純に言うと、自民党でありながら「無所属」で出馬したばかりか、そこに「完全」と表記したことを問題にしているようだ。まあ、文句をつけようと思ったら、何でも文句がつけられるという典型的な話である。こりゃ、まかり間違ったら“青春の巨匠”と標榜していることに対しても文句をつけられてしまうかもしれない。しかし、「無所属」とか「完全無所属」と訴えたことで、どういった混乱が起こったのか? まさか、吉川県議以下市民グループの854人は、「完全無所属」と謳った森田を信用して投票しちゃった? で、「森田に騙された!」と怒っているのか? もし、そうだとしたら、それは大変なことである。
確かに、公選法は候補者が政党所属について、虚偽事項を公にすることを禁じている。しかし、実際には、政党に所属していても政党が発行する「所属党派証明書」がなかったら、「無所属」で届けることが出来る。森田は、自民党に証明書を求めなかったわけだから、それは「無所属」と言ってもいいだろう。それを「完全無所属」と表現したのは問題と、そんな重箱の隅を突くように文句をつけていたらキリがない。確かに、森田にも非がないわけじゃないが、選挙戦では、応援を呼ばず、1人で戦ってきたわけだし、その手法の何に不満があるのか? 応援してきた吉田平が落選したからか? しかし、60万票対100万票である。にも拘わらず、ここまで吉川県議や市民グループが問題視しているのは、どう考え
ても「千葉県民は民度が低いんだから、ちゃんと言え!!」って言っているようにしか思えない。
「オレたちは騙されないが、千葉県民はバカで、知識がなく、言われれば何でも信じちゃう、お人よしばかりだから、混乱を起こしかねない」
と、言っているのか? 鳥越も、そう思っているから「偽装行為」と言い切っているのだろう。だったら、森田が「完全無所属」だからっていう理由で投票した人が、一体どれだけいたのだろうか? 告発する以上は、何らかのデータがあるのだろうか?
(つづく)