公示まで1ヶ月!千葉県知事選から白石真澄が脱落か!? 森田健作と吉田平の一騎打ちの公算強まる!!

白石真澄.jpg任期満了に伴う「第18回千葉県知事選挙」(3月29日投票)は、3月12日の告示まで1ヶ月に迫った。候補は、“青春の巨匠”森田健作をはじめ、いすみ鉄道の社長に公募して、社長になったかと思ったら、再建どころか、何もしないまま僅か9ヶ月で社長という重責を放り投げて県知事選に出馬宣言した吉田平。関西大学の教授で、テレビ朝日「スーパーモーニング」のコメンテーターに登場して名前が知られるようになった白石真澄。県議の西尾憲一、そして、共産党が推薦している社会福祉法人理事長の八田英之。森田は、前回に続いて2回目だが、他の4氏は新人。
現時点では、民主党は、担ぎ出したはずの白石が評判が悪く、吉田を推薦することに変更。一方、民主党にハシゴを外された白石は自民党にも泣きついたが、推薦を得られず、結局は公明党だけになりそう。その結果、今回の千葉知事選は「森田」「吉田」「白石」の三つ巴っていうことになりそうな感じとなった。
それが、ここにきて、立候補するはずだった白石の動向が微妙になってきたというのだ。
前記した通り当初、白石は民主党が出馬を要請したと言われている。
実際には昨年11月、千葉県選出の国会議員4人が当時、県教育委員だった白石に「出馬するなら応援する」と言ったのが最初だった。言い出しっぺは自民党・参院議員の石井準一だったという。白石は「みんなに応援してもらえるなら心強い」とウキウキ状態だったらしい。
何で白石だったのかというと、白石の話には「説得力があり、芯が強い。しかも、華がある」ということらしい。案外、第2の小池百合子にしたかったりして…。しかし、何より「リーダーに相応しい」と石井は絶賛したようだ。しかも、この時点で「自民党、民主党、公明党の3党推薦で行こう」となったとも言う。
国政では民主党が政権を狙っているかと思ったら、千葉県は“大連立”だった。あれだけ、2年前には小沢一郎の大連立構想を批判していたのに、何を考えているのか? 民主党は、マニフェスト(公約)を白石に呑むように要求して、自公との相乗り推薦の分断を図ろうとしたともいう。ところが、出馬表明の際に発表した白石のマニフェストに、県連との政策協定の内容がほぼ反映されていなかったことから結局、3党の相乗り構想は僅か2ヶ月足らずで破綻。しかし、どっちにしても石井も集まった地元選出の国会議員も無責任極まりない。それ以上に、八方美人の動きをしていた白石も情けない。だから、みんな政治不信になるんだろう。
しかし、最低なのが民主党県連だろう。昨年2月の定例県議会で予算案に反対して、堂本暁子知事との距離は大きく離れたかと思ったら、今回、堂本の“後継者”となった吉田を推薦するっていうんだから、いい加減なものである。しかも、民主党に対して吉田の推薦を要請したのが堂本自身というんだから、あまりに千葉県の有権者をバカにしていると思うのだが…。いずれにしても白石で迷走した民主党県連の主体性のなさが露呈した感じだ。
いずれにしても、迷走しているのは、結局は民主党に続いて自民党にも推薦を見送られた白石だ。「こんなハズじゃなかった」という思いだろう。いくら公明党が推薦しても、その公明党だって、吉田に流れる可能性もまだ秘めている。もしかしたら白石は孤立無援で戦わなくてはならないのだ。
そういった中で、白石も疑心暗鬼を生じたのかもしれない。ここにきて弱気になっているという。「白石のように気丈な女性は、ちょっとつまずいただけで案外モロイものなんですよ。公示まで1ヶ月。出馬取りやめってことも十分にあります。負け戦だけは避けるでしょうしね」。
千葉県知事選は森田と吉田の一騎打ちになる公算が強まってきた。