前代未聞の珍事か!? ドリーミュージック・に“電撃移籍”の長渕剛が移籍直前に“電撃解消”

おそらく前代未聞の出来事になるだろう。フォーライフミュージックエンタテインメントから新興レコード会社のドリーミュージック・に“電撃移籍”することが決定していたシンガーソングライターの長渕剛が、何と移籍直前に“電撃解消”されていたことが分かった。どうやら、ドリーミュージック・の依田巽会長と一戦交え、ドリーミュージック・側から解消を言い渡されたようだ。長渕については、「週刊文春」にも書かれたが、かなり問題が多い。ドリーミュージック・も、その部分は折り込み済みで受け入れを決断したと思っていたが、どうも、そうでもなさそうだ。だいたい依田さんと長渕が合うわけない。そういった意味では、やる前に決裂したこと自体、不幸中の幸いだったかもしれない。しかし、長渕の身から出た錆とは言え、移籍できなければ、長渕のアーティスト生命にも影響が出てくることは間違いない。カリスマ長渕の危機でもある!!長渕は、デュー30周年を機にフォーライフからドリーミュージック・に移籍するはずだった。一部では、ユニバーサルミュージックという噂が出たが…。そういった中でのドリーミュージック・移籍に長渕は、関係者やスタッフを集めて“心機一転”スタートを誓っていたとも言われる。長渕は、77年にビクター音楽産業(現ビクター エンタテインメント)から「雨の嵐山」を出したが、パッとしなかった。しかし、その翌年78年に東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)から「巡恋歌」で“再デビュー”したところ、これが大当り。その後は「順子」や「乾杯」「とんぼ」など、次々にヒット曲を生んできた。81年にはアイドルだった石野真子と結婚したが、DVで83年に離婚。87年には女優だった志穂美悦子と再婚している。長女の文音は今年10月に公開された映画「三本木農業高校 馬術部」で女優デビューしている。長男も音楽でデビューする予定だ。長渕と言えば、トラブルの連続でもあった。90年に「紅白」に出場した時、ドイツ・ベルリンから生中継し「いつかの少年」「親知らず」、そして「乾杯」の3曲も歌った。1人で18分も「紅白」をジャックした挙句、世話になったNHKのSプロデューサー(当時)を「アホ」呼ばわりして、NHKから出入り禁止になった。その後も、サザンオールスターズの桑田佳祐とのケンカも話題になった。94年だったか「桑田の“年越しライブ”(横浜アリーナ)に長渕が殴りこみに行く」なんて大騒動になった。97年に東芝EMIからフォーライフ(現フォーライフ ミュージックエンタテインメント)に移籍。それから10年経って、今度はドリーミュージック・のハズ…だった。ドリーミュージック・依田会長は、以前はエイベックスの会長兼社長だった。平原綾香や加山雄三、FUNKY MONKEY BABYSなんかが所属している。それにしてもドリーミュージック・にも移籍しそこなった長渕。フォーライフに頭下げて戻るとも思えない。最近は、アルバムも6〜7万枚を売る程度。確かに、今の時代、6〜7万枚は多いが、しかし、長渕ではリスキーなのだ。しかも、スタッフのなり手がない。フォーライフの後藤由多加社長も苦労する?ようなアーティストを誰が担当するのか!? そう思っていただけに、移籍解消と聞いて「やっぱり…」という感じだった。しかし、これで長渕も矢沢永吉と共にインディーズに転向か!? それにしてもテレビ番組もベテランは次々に切られているが、音楽業界も一緒である。矢沢にしろ、長渕にしろ、若返りが急速に進むレコード会社には太刀打ち出来るはずない。もちろんアーティストにも謙虚さが必要だ。