歌詞の世界に入ってしまい、涙が溢れてくる場面が何度もあった… 。“泣ける歌”叙情歌フォークの名曲を中森明菜が歌う!!

holiday-zpfile002.jpgholiday-LIAR001.jpg明菜、70年代フォークを歌う―。歌手の中森明菜がフォークの名曲をカバーしたアルバム「フォーク・ソング」をクリスマス・イブに発売する。サブタイトルを「歌姫・叙情歌」とし、哀愁漂うフォークの名曲を明菜が切々と歌っている。まさに、究極の“泣ける歌”である。そこで、今回はアルバムについて明菜自身に語ってもらった――。

★「歌姫」というカバー企画をやってきてセルフ・カバーも含めて4枚のアルバムをだしました★多くの方に喜んでいただける結果を残せたと思います★昨年は「艶華 ~Enka~」という大きな挑戦をしました★千住明さんとは何度も打ち合わせをしました★オリジナルの方のものまねにならないように、そして中森色に染められるように、試行錯誤しました★その結果が「日本レコード大賞」や「日本ゴールド・ディスク大賞」という形でみなさんに支持していただけるものとなりました。
★今作はそういう流れを踏まえて今まで挑戦していなかった切り口ということでフォーク・ソングを選びました★たまたま、巷ではフォーク・ソングが注目されていると聞いています★私のファンの方や、もう少し上の年代の方にはギターを弾きながら歌っていた方も非常に多いのではと思います。
★私のアルバムを聴いていただき、昔を思い出してノスタルジックになっていただくもよし、単純に曲の素晴らしさを堪能していただくもよし、こんな世の中ですから聴いた後に元気になってもらえればそれだけで嬉しいです★ですから、原曲のイメージ通り懐かしく、新しく聴いていただけるアレンジとなっています。
★選曲はスタッフと話しながら選んだ楽曲を200曲くらい聴き直して、最終的にデビューから私のことをプロデュースしてくれている寺林晁さん(ユニバーサル ミュージック執行役員マーケティング・エグゼクティブ)に「明菜がこの曲を歌うのが皆さんの心に一番響くのではないか」という観点から選曲していただきました★さすが、寺林さんは私のことを16歳から今まで見守っていただいているだけあって皆さんが口ずさんでいただけるような大好きな曲ばかり選曲できたと思います。
★ただ聴いていいなあと思う曲と歌ってしっくりくる曲は別なこともあるので、聴き終わったあとスタッフでカラオケ行ったりして盛り上がったりもしましたね★レコーディング時には、歌詞の世界に入ってしまい、涙が溢れてくる場面が何度もありました★なので、できるだけ淡々と歌いました★どの曲も情景が浮かんでくる素晴らしい歌詞ばかりですね。
★カバー・アルバムのレコーディングはどれも大変ですが、一番、スムーズに進んだアルバムかもしれません★当然、楽曲は全曲聴き馴染みのあるものばかりでしたし、小さな頃に母親や兄弟が歌っていたりラジオやレコードで聴いていたりしたので体の中にしみ込んでいるからだと思います★6人兄弟の下から2番目なので兄姉の聴いている音楽は今でも覚えています★あと、レコーディング自体が久し振りだったこともあり楽しかったせいもあると思います。
★いつもは立ってボーカル・レコーディングをすることが多いのですが、今回は全曲、座って録りました★その方が声に説得力があったので。DVDにはアルバムのレコーディングの模様が収録されています★リリィさんの「私は泣いています」、尊敬するアーティストである、さだまさしさんが書かれた「無縁坂」、松山千春のさんの「恋」です★松山さんは大好きで尊敬するアーティストです★今年、ご病気されてコンサートを延期されて本当に心配していたんです★お見舞いに是非、行きたいと思ってたのですが、叶わなくて…★そういう気持ちも込めて歌いました★今はコンサート活動も再開されてお元気になられたので安心しています。
★アレンジはギタリストの方でアレンジ/プロデュースができる方と思い鳥山雄司さんにお願いしました★鳥山さんには「華―HANA―」や『艶華 ~Enka~』の「無言坂」「悲しい酒」でお世話になっています★ただ、なかなかスケジュールが合わなくて鳥山さんのアレンジは松山千春さんの「恋」だけですが、古池孝浩さん、市川淳さん、酒井ミキオさん、山田正人さん、清水俊也さんら素晴らしいアレンジャーの方をご紹介いただきトータルを監修するサウンド・アドバイザーという形でご参加頂きました。オリジナルのイメージを損なわず新しい作品になったと思います。
★アルバムは、もっと早くリリースしたかったんですが、ジャケットも皆さんに喜んでもらえるものにしたくて、ちょっと時間がかかっちゃいました★初回限定盤のジャケットはびっくりされる方もおられると思いますが思い切ってやっちゃいました★私、アンディー・ウォーホールが大好きなんです。
★デビューしてからニューヨークに少し住んでいたことがあって…★彼の作品には色々、影響を受けたんです★今回はそれをジャケットで表現したくて、ウォーホールの財団があってそこにちゃんとお話をしてこれらのジャケットが出来上がりました★4類合わせて並べてみると凄くかっこ良くて!大変、気に入っています★結果的にファンの方へのクリスマス・プレゼント!になったのでよかったと思っています。
★今後、オリジナル曲のリリースを心待ちにしていただいている声をたくさん聞きます★本当に嬉しいです★準備は着々と進めていますので、楽しみにお待ちください★カバーは平行してライフ・ワークとしてやっていきたいと思います。