宮崎県警が海賊版ソフトの販売容疑を固めるため“買受け捜査”  51歳の健康食品卸販売業男性を逮捕

まさに“おとり捜査”である。宮崎県警生活安全企画課、生活環境課と都城署は、個人で開設したWebサイトで、海賊版ソフトを販売していた宮崎県宮崎市の健康食品卸販売業の男性A(51)を著作権法違反の疑いで逮捕した。Aの逮捕は一般からの情報提供だったらしいが、宮崎県警は、Aの逮捕にあたって、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)と連携しAの海賊版販売容疑を固めるため、何と「買受け捜査」を行なったという。まさにAは警察の“おとり捜査”に、まんまと嵌ったわけだ。
宮崎県警生活安全企画課、生活環境課と都城署の調べによるとAは、今年5月30日、「ジャストシステム」から発売された「一太郎2006」と「メガソフト」から発売された「3Dマイホームデザイナー2006」をCD‐R2枚に複製して、6000円で販売していた。Aは、「FUSION‐NET SYSTEM.INC」という架空の企業を装ったWebサイトを開設。海賊版ソフト販売のほか、健康食品卸販売代理店の募集などを行っていたという。さらに、販売している海賊版ソフトを「Volume Lisence Soft」とし、「既に登録済みのSoftです。従って購入者が新たに登録は出来ません」「商品のパッケージ内容は、ソフト及びシリアルのみとなります。説明書等はございません」などの説明書きをしていた。Aは、約180種類の海賊版ソフトウェアを用意していて、1本につき2000~2万円で販売していたという。
因みに、3000円で販売していた「一太郎2006」の正規品価格は2万円(税別)。同じく3000円で販売していた「3Dマイホームデザイナー2006」の正規品価格は、9800円(税別)だった。警察はAの自宅の他、宮崎県都城市内の実家などにも家宅捜索を行い、PC7台、マスターとなる海賊版CD‐R約230枚などを押収した。