歌い続けることが彼が一番望んでいたこと…中村一好氏の自殺で都はるみがコメント

所属事務所「プロデュースハウス都」と個人事務所「都はるみ事務所」の代表取締役社長を務めていた音楽プロデューサー中村一好氏の自殺したことに対して、演歌歌手の都はるみがコメントを発表した。“愛人”とも“事実婚”とまで言われた中村氏とはるみの関係。その中村氏の自殺に、はるみが、どのようなコメントを出すのかが注目された。「みなさまへ」と題した、はるみのコメントは次の通り。
                          ※  ※  ※

このようなことを文書でみなさまがたにご報告しなければならないことを、まずはお詫び申し上げます。
私の歌手生活のパートナーである、また私を個人的にも支えてきてくれた中村一好は、4月4日未明自ら命を絶ちました。
この突然の死によって、仕事の関係のみならずご親族、友人らの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしました。これを本当に申し訳なく思っております。本当にご免なさい。心からお詫びいたします。
私はいまだにこの事実が信じられません。何故このようなことを彼がしたのか、その原因についいぇこの間考え続けていますが、思い当たることがなく、事故だったのではないかと思わざるを得えないほどです。
ただ、この数年、中村の酒量は増え、毎晩呑んでは自棄的になっていました。これを、傍にいるものとして何とか止めなければならなかったのですが、何度も何度も約束しましたのにそれもかなわず、どうしても止めることができませんでした。
3日の晩、私は島根の公演で東京を離れておりました。4日昼になっても連絡が取れないことを不審に思った事務所の者が自宅に行き、発見しました。葬儀は、ご親族の方の希望でご親族のみで済まされました。私もまた遠くから彼とお別れさせていただきました。
何故、彼を思いとどまらせることが出来なかったのか、私はこれを悔やんでも悔やんでも悔やみきれません。きっと私は生涯、本当に止めることが出来なかったのだろうかと自問します。そして、彼の思い出とともに、この責めも引き受けていこうと思います。これはとっても重く押し潰されそうになるかもしれません。
でも、今私が出来ることは、歌い続けることだと思います。歌い続けること、それが、彼が一番望んでいることだし、彼の遺志を継ぐことだと思っています。
私は、彼に多くを支えられてここまで来ました。その出会いから今までのことを心から感謝しています。彼なくしては今の私はありませんでした。願わくは、彼亡き後も変わらぬご支援、ご教示をいただけますよう、心よりお願いいたします。
                                               2008年4月10日
                                                   都はるみ