大友康平ショック!!  第2の森進一「おふくろさん」騒動に発展か!? (下)

当初、HOUND DOGの大友康平は「オレが歌えばHOUND DOG」と宣言し、“1人HOUND DOG”として、大阪城野外音楽堂(06年7月)や日本武道館(06年9月)などコンサートを行うなど活動を続けてきた。しかし、この“1人HOUND DOG”についても、大友が単独でHOUND DOGの名義を使うことに「待った」をかけている。
特許庁は「HOUND DOGは6人で構成されたロックグループ」とし、大友が独占的に使うことは「公正な取引社会を乱す恐れがある」と述べ、グループ名を使用する場合は「構成員の承諾書等が必要」と断言している。この審判は、今年2月1日付で審決している。
こういったことも、HOUND DOGの名義を大友康平個人が独占的に使えない事情にもなっている。また、音楽関係者の中には
「HOUND DOGは、現時点でも所属レコード会社は、吉本興業の傘下のレコード会社R&Cジャパンと契約は継続している。契約を打ち切ったという話はないし、自動延長で契約は続いているのではないか。したがって、大友もR&Cとの契約となっているはず。現状では法的な手段には出ていないだけの黙認であって、本来、ソロ・プロジェクトそのものが違法状態の中で行われているのではないか」
と指摘する声もある。
アルバムに関しては、グランドマザーの指摘とメンバーが不快感を示していることもあって「発売延期」の方向で対応する方針だというが、HOUND DOGはリーダーでボーカルの大友康平とメンバーとの間が完全に二分してしまった格好だ。
権利に詳しい関係者は
「大友が、ここでHOUND DOGのヒット曲を歌った場合、編曲権や同一性保持権に抵触する可能性も出てくる。これは、レコーディングされた曲に対して、権利者が不服を示したら発売できなくなる。現時点では、権利者がNOを示している以上、大友はHOUND DOGのヒット曲を歌えないということです」。
そういえば、丁度1年前は、森進一の「おふくろさん」を巡って、著作者人格権がクローズ・アップされたが、今度は、HOUND DOGが、何とグループ内で、この問題で対立してしまったことになる。
因みに、八島順一、蓑輪単志ともに、HOUND DOG名での訴訟がメンバーと大友との間で継続していることからも「HOUND DOG名義での発売は認めることは出来ない」と断言している。