大友康平のHOUND DOGセルフ・カバー・アルバムは「著作者人格権」に抵触!?(上)

20080325015614.jpgHOUND DOGの大友康平が発売を予定していたセルフ・カバー・アルバムを巡って、大友とメンバーが対立している。大友がソロ・プロジェクトの名の下に企画していたHOUND DOGのカバー・アルバムに、メンバーが待ったをかけているのだ。大友に対して「著作者人格権に抵触する」とも。指摘を受けた大友側は、アルバムの発売延期を明らかにしているが、その一方で何と、HOUND DOGの名義で出すことも考えているというから問題は解決するどころか、泥沼化していきそうである。
アルバムは、当初の企画によると、5月28日の発売予定で準備していた。内容は、大友康平のJPOPカバー・アルバムと、HOUND DOGのヒット曲を選りすぐったアルバムの2枚。大友側は「自身のヒットナンバーのセルフ・カバー・アルバム」と打ち出し、3月上旬から予約注文の受付に入っていた(写真=注文書)。
このアルバムに対し、HOUND DOGの楽曲の原版、出版権をもつ音楽出版社「グランドマザーミュージックビジョン」は、制作・発売の「ハッツ・アンリミテッド」に対して、管理楽曲のカバー録音使用に関しては「法的な問題はない」としながらも、大友の”セルフカバー”と打ち出していることに「著作者人格権に抵触する」と、発売延期を申し入れた。
企画では、HOUND DOGのヒットナンバー「ff」や「ANBITIOUS」「嵐の金曜日」「ラスト・シーン」「ONLY LOVE」「涙のBIRTHDAY」などを収録する予定だった。しかし、グランドマザー側は、注文書等で仮称であっても「セルフ・カバー」と打ち出していることに対して
「本来、セルフ・カバーとは自分が作詞、あるいは作曲を手がけて過去に他人に提供した曲を、自信の演奏、歌唱によって発表するものであって、大友の作品が1曲もないのに、セルフ・カバーというのは問題」と指摘している。
【収録予定曲】
※「ff」 作詞・松尾由紀夫/作曲・蓑輪単志
※「ROCKS」 作詞・松尾由紀夫/作曲・蓑輪単志
※「POPCORN」 作詞・村野直球/作曲・蓑輪単志
※「ラスト・シーン」 作詞・松井五郎/作曲・八島順一
※「ONLY LOVE」 作詞・松井五郎/作曲・蓑輪単志
※「AMBITIOUS」 作詞・松井五郎/作曲・蓑輪単志
※「嵐の金曜日」 作詞・作曲・八島順一
※「涙のBIRTHDAY」 作詞・作曲・八島順一
しかし、大友の作詞した作品も数多いはずだが、自らのアルバムで1曲もピック・アップされていないのは一体、どういうことか? 大友のプライドはどこに!?
因みに、グランドマザーでは「このようなタイトル、コピーを使用した場合は法的手段を取ることもある」としている。
(つづく)