独立の真相は…。07年の最後はHOUND DOGの大友康平の証人尋問続報⑫

今年の最後は、「紅白」ではない。HOUND DOGの大友康平で締めることに。
大友康平、そして大友康平夫人の桂子の証人尋問の報告も中途半端に終わっていた。
大友は、所属事務所だったマザー・エンタープライズから独立した理由について
・事務所には25年間、多大な貢献をしてきた。50歳を機にひとり立ちしたかった。
・福田信会長から、HOUND DOGは(事務所の)お荷物だと言われた。
・HOUND DOGは解散すると言われた。
などを挙げた。
「HOUND DOGを、いきなり解散しろと言われても困る。HOUND DOGは、自分にとって命なので、解散は出来ない」
と証言した。しかし、その一方で、自分は独立して個人事務所をつくる。HOUND DOGについては「従来通り、マザーでマネジメントをやってくれ」なんて言っていたことを証言した。大友は、個人の活動とグループ活動は別々に考えていた。しかも、個人事務所は「マザーの事務所の中に机と電話を置くことも考えた」らしい。
「お金や経営に関することで、福田会長のワンマン体質の事務所に不安を感じた。マネジメントにも不満があった」
大友は、福田会長への不満を裁判所で言いまくった。にも拘らず、個人事務所は「マザーの中に置くことも考えた」なんて、明らかに矛盾があった。しかも、自分だけ独立して、グループのことをどう考えているのかと弁護士から聞かれると「言っている意味が分からない」。
また、大友は、2004年12月いっぱいでマザーを辞め、2005年1月1日付で個人事務所を立ち上げようとしていたことを証人尋問で吐露した。これは、一体、何を意味しているのか? ある関係者が言う。
「今回の裁判の争点となっている、05年1月11日の赤坂プリンスホテルで行った“裏営業”の対策だった。大友は、マザーの役員ですから、どんな理由があるにせよ法的に裏営業は許されない。今回の裁判では、マザーの佐藤庄平社長の了承を得たと言い張っていますが、例え、了承を得ていてもアウトなんです。当然、そのことは大友桂子は分かっているはず。だから、裏営業を合法化させるには、その前の1月1日に独立していなければならなかった。結局は、独立出来なかったので今回の裁判になった」。
(つづく)