音楽プロデューサーの酒井政利さんとパーティーの打ち合わせ。

酒井さんは今年、音楽プロデューサー生活45周年。しかも、昨年、音楽プロデューサーとしては初めて、文化庁長官賞を受賞した。今回は、そのパーティーってわけだ。
パーティーは、3月23日にホテルニューオータニで行う。
案内状はすでに出ているが、500人ぐらい来るのかな…。
しかし、酒井さんといえば、テレビ朝日で草薙と広末が共演するドラマスペシャル「愛と死をみつめて」だ。ドラマの挿入歌としてドリカムが歌う「愛と死をみつめて」は、酒井さんが昭和38年にプロデュースして、青山和子が歌い「第2回日本レコード大賞」を受賞したもの。そうそう矢沢永吉の「時間よ止まれ」なんかも酒井さんだった。市ヶ谷の駅の前にあるソニー・ミュージックエンタテインメントの黒い本社ビルは酒井さんが建てたといわれている。
…あまりに褒めると酒井さんが調子に乗ってしまうので褒め言葉はここまでにしょう。
でも、さすがは顔は広いのも酒井である。しかも、異常に強引だ。その昔、桜井幸子のデビュー曲をやったときのことだ。当時、市ヶ谷のソニーミュージック6階にあった「酒井制作オフィス」で、桜井のディレクターだった田中聡(いつの間にか桜井の亭主になっていた)と僕、そして酒井さんの3人で曲の打ち合わせをした時があった。
デビュー曲は「友達でいようよ」。で、確か、桜井のデモテープを聞いて、デビュー曲の最終的なチェックをすることになった。すると、一部、曲と詞が合わない部分があることに気付いた。
「何か、詞の字数が曲と合わなくない?」
作詞は、人気作家の森浩美。森さんは、ジャニーズの作品や酒井法子の作品を手掛けていた。
「ちょっと曲と合わない感じかな…。でも、ビミョーだよね」
なんて、田中と2人で話していたら、酒井さんがいきなり、
「だったら詞を直しましょう」。
「それは森さんとも話さないと…」
「大丈夫です。森さんには私から話しますから、早く直しなさい」
とにかく、酒井さんが「早くしなさい早くしなさい」と急かすから、つい詞を書き変えてしまった。
当然、森さんは不満だったはず、しかし、酒井さんは何だかんだと言って通してしまった。
いやー、とにかく酒井さんは強引だ。その時に改めて実感したものだった。その酒井さんも、70歳目前?年をとったら丸くなったかと思ったが、それが、さらにバージョンアップされている。ありゃ、やっばり妖怪だね。
ただ、酒井さん自身によると夜12時を過ぎると「白ヘビに変わる」なんてワケの分からないことを言っている。ま、白ヘビであろうと何であろうと、やっぱり妖怪であろう。
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