松山千春、ホリエモンを語る

やはりホリエモンからは逃れることはできなかった。札幌のSTVで会った松山千春にホリエモンを語ってもらった。
 「オレにとって彼は何も新しい時代の寵児だとは思わない。単なるゼニゲバだろう」。
千春が、ホリエモンの逮捕劇について語るのは初めてだ。
「彼は自分の存在価値を金でしか示すことが出来なかった。悲しい性だと思う。でも、だからといってザマみろとは思わない」。
STVホールの楽屋で、千春は語り始めた。
「マネーゲームの果てに何が残ったのか。ただ、マスコミも政治も彼を利用しつくしてきたんだろ。だったら、その反省も踏まえて語るべきだと思うけどな」とした上で「自民党も新しいベンチャー企業の社長として彼に興味を持ってきたと思う。しかし、オレは全く新しいとは思わない。それを言うなら、新しい守銭奴たな。単なるゼニゲバだろ」と切り捨てた。
しかし、その一方で「彼の場合、金でしか自分の存在価値を示すことが出来なかった。おそらく、何もバックボーンがなく東京に出てきて、彼は自分の存在価値を金でしか示すことが出来なかったんだろ。オレの場合は歌うことで自分の存在価値を示してきた。そういった意味では、同じ臭いを感じるが、彼の生き方、考え方についてどうかと言われたら認められない」。
因みに「好きか嫌いか」と聞かれたら、千春は「嫌い」だという。だが、
「これからの日本は自分の存在価値を、どう示していくかが大きな鍵となってくることだけは確か。そういった意味では、今回の逮捕を単にザマみろとは思わない。それは、音楽の世界はもちろん、政治、経済、マスコミも、それぞれの存在価値をどこに求めるかがこれからの重要な問題になっていくと思う。小泉さんの次に来る総理だって、それがポイントになるんじゃないか。つまり、彼の逮捕の裏には、現在の日本の現状が見え隠れしているんだよ」と語った。
なるほど…。
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