松山千春の自伝的小説「足寄より」が映画化!! 来秋公開に向けて本格スタート!

フォークシンガー松山千春の自伝的小説「足寄より」が、ついに映画化される。今秋に発売された、朗読によるCD「足寄より~旅立ち編」がヒットしたことから、映画化に向けて検討されてきた。監督は今井和久氏で、総製作費は5億円を予定しているという。出演者等は現在、調整中だが、年明けにも千春の出身地である北海道・足寄町からクランクインする模様だ。来秋の全国公開を目指す。「千春の生みの親として知られる北海道のSTVラジオ竹田健二ディレクター(享年36歳)との出会いから、デビューまでのふれあい、絆、信頼、そして別れを描く。夢を追いながらも、貧乏、挫折、屈辱を味わいながらも突っ張りながら育った千春と竹田ディレクターとの青春群像にしていきたい」製作するプラスミック・CFPの小曽根太プロデューサーは言い切った。この「足寄より」という自伝的小説は、千春が77年に「旅立ち」でデビューして2年後の79年に発刊された。当時23歳の千春が、自らの生い立ち、生き方、そしてデビューするまでを描いたものとして話題となった。小学館から発刊され、2年間で70万部を超える大ベストセラーとなった。その後、契約の関係から81年に絶版になった。しかし、今年5月末に千春のデビュー30周年を記念して扶桑社から復刊されたところ5万部を超えるヒットになった。アーティストの生き様を本格的に描いたものとしては、矢沢永吉「成り上がり」があるが、千春の「足寄より」は、その元祖といっていいかもしれない。今秋10月4日には同書が朗読によるCDドラマとして発売された。千春役には人気俳優の塚本高史が抜擢された。また、竹田ディレクターは田口トモロヲが務めている。アーティストの自伝は数多く出版されているが、CDによる朗読でのドラマ化は初めてだった。発売したところ、これがファン以外の人から大反響となった。そういったことから、この種のCDとしては異例ともいうべき4万枚を突破しているほどだ。で、この盛り上がりが、今回の映画化に結びついた。脚本は、CDドラマの脚本・演出を担当した「貧乏作家」の朝倉薫氏が抜擢された、また監督の今井氏は「7人の女弁護士」(テレビ朝日)や山田太一ドラマ「高原へいらっしゃい」(TBS)などを手がけてきた演出家で今回、初の本編監督となる。因みに、映画を製作するプラスミック・CFPは現在、公開中の「気球クラブ、その後」を製作している。園子温の脚本・監督作品で松任谷由(荒井由実)の名曲「翳りゆく部屋」をモチーフに描いた青春群像である。小曽根プロデューサーは、同映画のプロデューサーでもある。今回の「足寄より」では、「足寄より製作委員会」を組織する。
※写真=映画化される松山千春
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