ついに年貢の納め時…“ペテン映画プロデューサー”の若杉正明が詐欺の疑いで逮捕‼︎

「映画を作る」と言って、会社役員から3000万円を騙し取った“ペテン映画プロデューサー”の若杉正明が詐欺の疑いで警視庁渋谷署に逮捕された。“ペテン映画プロデューサー”とは言っが、若杉は映画「クライマーズ・ハイ」や「血と骨」をはじめ、数々の劇場用映画を制作してきた独立系映画制作会社「ビーワイルド」(本社・大阪市北区)の代表取締役だった。
若杉は、09年11月に公開された「なくもんか」(水田伸生監督/主演・阿部サダヲ)以降、製作映画は1本もなかった。因みに、この「なくもんか」も完成・公開後に出演者の出演料未払いについてサンミュージックが訴訟を起こす事態にまで発展している。この裁判は10年3月19日の第1回口頭弁論で、若杉氏がサンミュージックの請求を受け入れ(認諾)結審したが、実際には「未だに解決していない」とも。
とにかく借金で苦労していたのだろう。架空の映画企画はあった。
「なくもんか」の後、大型案件として若杉は何本もの企画を立ち上げていた。その数は少なくとも11本あったといわれる。
中でも注目度の高かった企画が、村上龍氏のベストセラー小説「半島を出よ」の映画化案件。製作にあたっては実際にエキストラを募集していた(福岡ドームでの大規模撮影を予定していた)。が、実際には映画化は頓挫した。
村上龍氏の話題作映画化という「大型案件」だったこともあって、出資者も興味を持ち、出資に合意した企業があったようだ。「多額の出資を複数から得ていた」(映画関係者)という情報も…。しかし、実際には「製作頓挫」ということで…
「冗談じゃない」
「作ると言っておいて…。金返せ!」
出資者は、若杉氏に詰め寄り罵声を浴びせたているといった情報もある。
今回の若杉の逮捕容疑は東京・港区の会社役員の男性に、
「大成功したシリーズなので…」
と映画への出資を持ちかけ、08年11月、約3000万円を振り込ませたということらしい。若杉は「騙すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。この映画は実際に公開されたが、何と若杉は製作に関わってなかったようだ。