デビュー15周年…日本の背負った痛みを全身で表現!! DIR EN GREY日本武道館2DAYS

今年、デビュー15周年の人気ロック・グループ、DIR EN GREYが8、9日の両夜、東京・北の丸の日本武道館で2DAYSのライブ・パフォーマンスを行った。DIR EN GREYの武道館ライブは約4年ぶり。ライブは即日完売の人気で急きょ、追加席を発売するほどの盛り上がりとなった。
holiday-?f?B???A???O???C.jpgボーカルの京が自ら施した骸骨メイクでステージに登場するや会場の声援はどよめきに変わった。
日本地図の東側から出る蛸の脚、日の丸をも思わせる蛸の頭やその脚――3年前の3月11日――東日本大震災の後に公開された「DIFFERENT SENSE」のミュージック・ビデオがステージ全面に設置されたスクリーンに映し出されると会場は一気に異様な雰囲気に。さらに「VINUSHKA」では、広島に原爆が落とされたシーンが映像で映し出され、曲間ではフォグキャノンによってきのこ雲を思わせるような演出が行われた。「京は今の日本の背負った痛みを全身で表現した」(関係者)と言う。
ライブはアンコールを含め20曲。本編のラスト曲「THE FINAL」では会場の観客をステージ上のスクリーンに映し出し
♪手の中には愛すべき人さえも 華々しく散って…
という叫び、日本武道館からの声として響き渡らせた。
DIR EN GREYは「世の中の矛盾や人のエゴから発生するあらゆる痛みを世に伝える」ことをコンセプトに97年に結成した5人組。インディーズ時代からコンサート中心の活動を続け、ビジュアル系ロックの雄として圧倒的な人気を誇っている。デビュー以来、リリースするシングル、アルバムは全てオリコン・チャートでベスト3入りを果たしている。
音楽活動の幅はヨーロッパから全米に広がっていて、英国の老舗ロック誌「KERRANG!」の表紙に京が日本人アーティストとして初めて登場し大きな話題を呼んだ。また、米ビルボード誌では「異色の日本人ロック・グループ」として異例の大特集もされている。
4月23日には、昨秋9〜10月に行なわれた国内ツアー、そして11月の全米ツアーの映像で構成されているライブ&ドキュメンタリーDVD「TOUR13 GHOULが発売される。ドキュメンタリーは約120分、ライヴ映像は約110分というボリュームになっている。
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■セットリスト
01 THE BLOSSOMING BEELZEBUB
02 DIFFERENT SENSE
03 OBSCURE
04 LOTUS (Symphonic Ver.)
05 Unknown.Despair.Lost
06 AMON (Symphonic Ver.)
07 蜜と唾
08 滴る朦朧
09 dead tree
10 鴉
11 VINUSHKA
12 霧と繭
13 暁
14 THE FINAL

ENCORE
EN 1 VANITAS
EN 2 SUSTAIN THE UNTRUTH
EN 3 蒼い月
EN 4 THE D EMPIRE
EN 5 C
EN 6 残