【訃報】“ウラニ―ノ”アルバム・プロデュースが遺作に、音楽プロデューサー佐久間正英氏死去

胃がんと診断されて以来、約9ヶ月に亘って闘病生活を送ってきたミュージシャンで音楽プロデューサーの佐久間正英さんが1月16日午前2時17分に亡くなった。61歳だった。息子の音哉氏は、自らのTwitterで「父の快復を祈り待ち続けてくださったファンの皆様、父と共に音楽を作ってくださったミュージシャン、スタッフの皆様、父のことを愛してくださった全ての皆様に、本人に代わり心より感謝いたします。ありがとうございました」とコメントしている。
佐久間さんは1952年2月29日、東京生まれ。71年に4人組バンド、四人囃子にベースで参加。その後は作曲、アレンジャーとして活躍した。香港映画「ドランクモンキー酔拳」の日本公開向けの主題歌「拳法混乱~カンフージョン」の作曲を機に80年代からは映画音楽を手がける。01年には、ビビアン・スー、土屋昌巳、ミック・カーン、屋敷豪太と〝The d.e.p〟を結成し、アルバム「地球的病気」を発売している。
他にも音楽プロデューサーとして黒夢、渡辺美里、辻仁成、BOØWY、氷室京介、GLAY、HY、L‘Arc~en~Ciel、ザ・ブルーハーツ、エレファントカシマシ、JUDY AND MARY、鈴木紗理奈からテレサ・テンさんまで幅広く数多くのグループやアーティストをプロデュースするなど30年以上に亘って日本の音楽シーンを牽引してきた。遺作は2人組ロック・ユニット〝ウラニ―ノ〟のアルバム「音楽はあるか」(13年10月23日=エピック・レコード)のプロデュースだった。
佐久間さんは、昨春4月にスキルス性の胃がんと診断された・その後、8月に闘病生活を公表した。しかし、1月16日未明に容態が急変、そのまま息を引き取った。葬儀については本人の遺志に従い、近親者のみでの密葬として執り行われたという。
なお、3月5日には佐久間正英さんが携わってきた数々の楽曲を収めた2枚組コンピレーションアルバム「SAKUMA DROPS」が発売される予定。