NHK紅白歌合戦視聴率――歌手別最高視聴率は北島三郎「まつり」の50.7%、「あまちゃん」コーナーも50%超え!!

「第64回NHK紅白歌合戦」。視聴率は第1部(午後7時15分~8時55分)が36.9%、第2部(午後9時~11時45分)が44.5%。一応、TBS「半沢直樹」の42.2%には“勝った”とは言っているが、第1部と第2部を合わせた平均となったら40%ちょっとの視聴率…。ま、そうは言っても、このご時世に40%もとる音楽番組など存在するわけでもなく、視聴率的にはお化け番組と言ってもいいかもしれない。が、その「紅白」が高視聴率をとるのは、やっぱりスポーツ紙や週刊誌、テレビのワイドショーなどの提灯記事、特集のお陰だろう。
そういった提灯記事の甲斐もあって、今回の「紅白」の最高視聴率は、出場回数50回を機に「紅白卒業」を宣言していた北島三郎「まつり」で、50.7%だった。時間は午後11時37分。北島にとっては満足な数字だったに違いない。
それにしても、こんかいの「紅白」は、やっぱり綾瀬はるかの司会と朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に支えられたものだったことは明らかだ。と言うのも、サブちゃん以外で50%超えだったのが「あまちゃん」のコーナーで、これが何と50.0%だったのだ。ドラマ自体の視聴率は22%前後だったが、「紅白」ではドラマの倍以上の視聴率を獲得したことになる。これぞ「じぇじぇじぇ」「倍返し」…昨年の2つの流行語をものにしたことになる!?
一方、司会の綾瀬はるかが涙ながらに「花は咲く」を歌った時は40.9%だった。1部の最後だったが40%超えは評価できる数字だったろう。第2部のスタートで、HIROの“躍り納め”だったEXILEは42.4%だった。
また、サブちゃんの“紅白卒業宣言”の話題独占に「待った!」をかけたのか、それとも対抗したのか…大島優子の“AKB卒業宣言”は、AKB48の歌が終わって、大島が嵐に呼び戻された際に48.5%だった。一応は、今回の「紅白」ではサプライズだったのだが、結果的にサブちゃんの“卒業宣言”に軍配!! 歌でも「まつり」の盛り上がりにはかなわなかったってことになる!? ま、大島優子の“卒業宣言”なんて言っても所詮は内輪の話。…というよりも3月の国立競技場でのコンサートのPRに過ぎなかった。
そんなわけで、NHKは当初は「歌合戦として対戦色を鮮明に出したい…」なんてテキトーなことを言っていたが、番組を全体を通したら、どこに対戦色があったのかわからなかった。要は、ほとんどの出場歌手に2013年を物語ったヒット曲がなかったからだ。結論――今回の「紅白」は、視聴率的にも北島三郎の「まつり」が全てを物語っていた…ということだろう。
※視聴率は関東地区(ビデオリサーチ調べ)