ビジュアル系でありながら顔出しNG!? 無名のインディーズ・バンドの新曲がオリコン初登場5位にランクされて…

ビジュアル系でありながら顔出しNG――などというバンドがオリコンのベストテン内にランクインした。今年、デビュー3年目を迎えたインディーズ系の5人組ビジュアルバンドBugLug(バグラグ)だが、ハッキリ言って”顔出し”以前に”無名”である。その、無名のバンドの新曲「HICCHAKA×MECCHAKA」がオリコン総合チャート(10月7日付)で初登場5位にランクされた。この音楽業界は一体、どうなっちゃったのか!? 驚くのは売上げ得点が12617点だった。今どき、10000万点行くのも大変なのに…。
メンバーはボーカルの一聖(いっせい)、ギターの優(ゆう)、ギターの一樹(かずき)、ベースの燕(つばめ)、そしてドラムの将海(まさうみ)の男性5人組 。所詮は”顔出し”もしていない、無名のバンドだから、メンバーの名前を書いても意味はないのだが…。
その彼らのキャッチフレーズは「新感覚ミクスチャーロックバンド」だそうで「既存の形に捕われず新しい音、ファッションを追求している」のだという。
が、冒頭でも記したように彼らの最大のウリは「ビジュアル系バンドでありながら顔出しNGという登場の仕方」だった。これまでメンバーの写真はシルエットのみで、プロフィールも一切不明の状態。彼らの存在を知った音楽関係者も「顔を出さないのではビジュアル系バンドの意味がない」と言うが、こんな時代である。他と同じようなことをやっていても意味がない。そういった意味じゃ、大黒摩季の”バンド版”みたいで面白い戦略だったかもしれないが、一般的には話題にならないんじゃ…。しかし、結果的に新曲が初登場5位って言うんだから、石の上にも三年か!?
メンバー曰く
「僕らみたいな派手な格好、派手なメイクをしているだけで世の中には聞く耳を持ってくれない人がたくさんいると思うんです。いい音楽やってたり、すばらしい事を歌ってたりするアーティストは沢山いるのに、派手な格好、派手なメイクで活動しているってだけでまだまだ市民権を得てないということなんですよ。こうしてすべてを包み隠したことでジャンルの壁を越え、たくさんの人に注目して頂いたからこそここまで話題になったんだと思います」
だって。
因みに、「HICCHAKA×MECCHAKA」は何と12枚目のシングルだったと言う。
所属事務所によれば「無名ながらも、music.jp、音楽せんか?、オリコン★インディーズフルから無料配信された名刺代わりの『‐7‐』は1万ダウンロードを超えてます。今年5月の赤坂BLITZでのライブも即完でした。大阪アメリカ村三角公園前での無料ライブには3000人が集まりました」。
ま、手応えはあったということだが、やぱり地道で着実なライブ活動が実を結んだことになるのかもしれない。
しかも、テレビ東京系の音楽出版会社「テレビ東京ミュージック」に権利を預けた結果なのか、テレビ東京系深夜バラエティ番組「ざっくりハイタッチ」のエンディングテーマとしても」起用され、10月18には同局の「音流」にもメンバー全員で出演することも決まった。
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とにかく、メンバーにとっては、新曲がチャートインしたことでようやく市民権を得た気分になっているのだろう、今まで厚いベールに包まれていた?容姿を《ヘッドロック》で公開した。要は「顔出し」にゴーサインを出したと言うわけだ。もっとも「だから何だ!?」って言われたら仕方ないが…。ま、それはそれとして今後の活躍を期待したい…