“日本で一番レコードをセールスした男”稲垣博司氏が初めて明かした音楽業界の必読書「人生51勝49敗の成功理論」

__.jpgエイベックス・エンタテインメントの特別顧問を務めている稲垣博司氏の自伝的小説「じたばたしても始まらない 人生51勝49敗の成功理論」(光文社)が話題になっている。これが内容的にも読みやすく意外と面白い…。
稲垣氏は、このギョウカイ界筋では有名で「日本で一番レコードをセールスした男」と呼ばれている。業界でのスタートは渡辺プロダクションだった。が、その後はCBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)代表表取締役副社長、ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役会長、そしてエイベックス・エンタテインメント取締役、エイベックス・マーケティング代表取締役会長…と音楽業界一筋に歩んできた。
自伝的小説「じたばたしても始まらない 人生51勝49敗の成功理論」は、芸能プロダクションからレコード業界に転身、その後、CBSソニーをエンターテインメント産業のトップ企業に導き、さらに外資系のワーナーミュージック・ジャパン、そしてエイベックス…。文字通り”音楽業界の風雲児”として50年――当然だが数々の致命的な失敗を乗り越えてきた。
「じたばたしても始まらない 人生51勝49敗の成功理論」は、そんな50年に及ぶ音楽人生を振り返りながら、自ら導き出した成功への法則と警句を初めて解き明かしている。失敗を恐れない、負けてもくじけない著者の姿が人生の答えを教えてくれる。すべて勝とうとするからプレッシャーがかかる。人生は51勝49敗でいい。強さではなく変化に対応できる者だけが生き延びることができる――稲垣氏はそう断言し、成功理論を展開している。
サイドストーリーとして紹介される音楽業界の裏側――ヒット曲誕生秘話、松田聖子、尾崎豊など自ら手がけたスター発掘秘話、あのスターの素顔、音楽賞レースの失敗談なども振り返っている。
同著について松浦勝人氏(エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長CEO)は「僕の知らない芸能界の歴史がここにある」とコメントを寄せている。読んで損のない一冊だ。
四六ハードカバー。定価1575円。