中村玉緒、山川豊、氷川きよしら在りし日の故人を偲ぶ…長良グループ・長良じゅん会長の本葬に5000人超

___ed.jpg東京・青山葬儀所で長良グループ会長だった長良じゅん氏(本名・神林義忠=享年74歳)の本葬がしめやかに営まれた。戒名は「泰清院殿慈潤徳峰義忠大居士」。義理人情深く、慈悲深い、尊敬され大いなる存在となった…という意味だという。この日はあいにくの雨にもかかわらず5000人を超える芸能、音楽、マスコミ関係者ほか各界の著名人が参列した。
長良グループは、中村玉緒をはじめ氷川きよし、水森かおりらが大物演歌歌手が所属する芸能プロダクション。その中で長良会長は、芸能業界の大物として知られていた。かつては雪村いづみ、弘田三枝子、さらには故・水原弘さんなどのマネジャーをやり、独立(1964年)後は演歌を中心に、俳優なども手掛けてきた。勝新太郎さんを始め、梅宮辰夫や中村玉緒、グッチ裕三らを育てた。先ごろ(4月8日)に63歳で亡くなった安岡力也さんなんかも長良会長が面倒を見ていた。現在、長良グループには中村玉緒、山川豊、田川寿美、氷川きよし、水森かおり、グッチ裕三、さらにはAKB48から初めて出たと言う演歌歌手・岩佐美咲なんかも所属している。まさに、芸能界の中心的な存在だったことは言うまでもない。
長良会長は、滞在中の米ハワイ・ホノルル郊外の名門ゴルフ場「ワイアラエカントリークラブ」で5月2日午後0時30分(日本時間=5月3日午前7時30分)に事故のため亡くなった。
ゴルフのプレー中、長良会長が自らカートを運転していて、ブレーキとアクセルを間違え、急発進したカートが小川に突っ込んでしまった…という。普段、車の運転しない長良会長だけに、そういった間違いがあったのだろうか…。とにかく、同乗していた34歳の男性も足を骨折するという大事故だったようだ。ハワイ在住の芸能関係者は言う。
「事故は17番ホール(par4)のTeeグランドから約170ヤード付近で起こりました。カートが突っ込んだ小川は、コースを横切る小川。ホールは真っ平らで見通しもよく、これまで事故は1回も起こったことがなかった。ただ小川と言っても、水は殆ど流れていませんでしたが深さは2.5mあって両側は垂直のコンクリート壁になっていた。コースには橋が左右に2本かかっていましたが、その左側の橋の近くで転落したようです」。
ワイアラエカントリークラブは世界でも屈指の名門ゴルフクラブである。日本人でもメンバー(会員)になるのは大変なことだと言う。長良会長は昨年、ようやく正式メンバーになった。「それだけに無念でしょう」と関係者。
いずれにしても、人生、何が起こるかわからないものである。業界内では未だに「あの長良会長が…」と言う声がある。
長良会長の遺影は17種類・約6万本の花に囲まれていた。所属の中村玉緒、グッチ裕三、山川豊、氷川きよしらが在りし日の思い出とともに故人を偲んだ。中村玉緒は「50年の付き合いですからね。走馬灯のように会長の思い出が浮かびます。長良グループとしては、神林(義弘)社長がお父さんを継いでやっていく。支えていくことが会長への最後のご恩返し」と話していた。