TAIJI自殺事件訴訟(2) 訴訟資料等で発言を繰り返すなら(原告の)社会的評価はさらに低下し回復し難い損害が…

TAIJIこと沢田泰司さんの自殺事件について【ヘッドロック】は、何を書いてきたが…。
昨年7月11日、TAIJIは成田発サイパン行のDELTA航空の客席で暴れて逮捕されたが、その逮捕の要因となった被害者の1人というのが実は「マネジャーの北見だった」と書いた。そしてTAIJIが逮捕された後、北見は、TAIJIの個人の携帯電話メールを使って「偽メール」を発信していたこと。さらに逮捕されたTAIJIを、当時のマネジャーとしてどうケア、対処していたのか? そればかりではない。TAIJIが取調べを受けている中で自殺を図り、脳死状態で病院――集中治療室に運び込まれていく中で、北見はマネジャーとして、どういった行動を取っていたのか…。
いずれにしても事件発生から亡くなるまで、TAIJIについて一番、「事実を知り得るだろう」マネジャーにしては、その行動には何かと不審な点が多かっただけに、その疑問、不審点を書いた。しかし、TAIJIの死後、現在に至るまで、その疑問、不審点について語ろうとせず、それどころか「名誉毀損」と訴えてきた。
実は、訴状が届く1週間ほど前の9月下旬に1通の配達証明が届けられた。
《当職は、北見輝美氏(以下「通知人」といいます)の代理人として、貴殿に対し以下のご通知申し上げます》とした内容は、次のように記されていた。

《貴殿は、今年7月中旬頃より、貴殿の管理にかかるインターネットブログ及びツイッター上において、通知人に関する多数の発言を行いました。そして、それらの貴殿の発言の大半は真実に反し、同時に、通知人の社会的評価を低下させるものであります。
この度、通知人は失われた社会的評価を回復させるために一手段として、東京地方裁判所に対し、訴訟を提起致しました。間もなく、貴殿に対し、訴状が送達されることと思われますが、ここで貴殿に対しお願いがございます。
すでにお伝えしておりますとおり、通知人に関する貴殿の発言内容の大半は、貴殿の誤解に基づくものであり、事実ではありません。ただ、訴訟に提出される各種書面及び証書等は、通知人の名誉に関係する事項のみならず、高度のプライバシーに関する情報も含むものであります。
ここに至っても、貴殿が訴訟資料等を用いて、通知人に関する発言を繰り返すこととなれば、通知人の社会的評価はさらに低下し、あるいはプライバシーが侵害されることによって、将来において回復し難い著しい損害が生じることとなります。
そこで、貴殿に対しては、今後、訴訟外において、訴訟資料等を用いて通知人の名誉・プライバシーに関する発言することをお控えいただくようお願い申し上げます》

実に、奇妙な配達証明だった。
「名誉を回復させたい」ということで訴訟を起こしただろうに、この文面は…?まあ、【ヘッドロック】には書かれたくない…っていう気持ちは分からないでもないが、しかし、裁判というは基本的に「公開」の場だ。
それにしても、文面の中の「訴訟資料等を用いて、通知人に関する発言を繰り返すこととなれば、通知人の社会的評価はさらに低下し、あるいはプライバシーが侵害されることによって、将来において回復し難い著しい損害が生じることとなります」って、一体、どういうことなのか? そもそも訴状の中身は、東京地方裁判所で申請すれば誰でも見ることが出来るわけだから…。
【つづく】