TAIJI自殺事件訴訟(1)…名誉毀損で訴えるも公判途中に原告弁護人が突然「辞任」で公判休止に!!

昨年7月、元ロックグループ“X”(現X JAPAN)のメンバーだったベイシストのTAIJI(本名=沢田泰司)がサイパンで亡くなった。
自殺だった。この自殺に疑問と不審を抱いた【ヘッドロック】は当時、TAIJIのマネジメント業務及びプロデュースを行っていたYOUプロダクションの北見輝美社長(マネジャー)に対しての疑問や不審な点を書いた。
しかし、【ヘッドロック】の内容に対して、北見側の代理弁護士はマスコミ各社に
「実名をあげられ、あたかも澤田泰司氏の死に深く関わっているかのような記事が掲載されました。この記事の掲載以降様々なメディアに取り上げられ、一般人である北見輝美氏の家族などに対する取材が殺到するなど、大変迷惑を被っている状態です」とし、北見が、TAIJIの死について沈黙を貫いていることについては「故人並びにそのご遺族に対しての配慮からでした」と弁明。「【ギョウカイヘッドロック】に書かれた記事は全くもって事実無根であり、名誉毀損として法的手続きを進めている状態」とするFAXを送っていた。
その結果、北見側からの訴状が昨秋10月上旬に届いた。
北見側は、ブログの記事について「事実無根」とし「(記事によって)社会的地位を落とした」と名誉棄損とした。
公判は「準備書面」のやり取りからスタートした。第1回公判は昨秋11月24日に開かれた。続く第2回公判では今年1月19日に開かれたが、何と原告である北見側は、原告と代理弁護人との間で「提出書類が出来上がっていない」とし「(準備書面)を作成する」時間が欲しい」ということから、2月27日に公判が延期されるという異例の事態に。
そして、その公判で出された「何の証拠もなく」「根拠のない記事を書いた」ことで「名誉を毀損した」
という原告側の書類に対して、被告人である【ヘッドロック】は、TAIJI自殺事件に関して知り得る証拠(原告の事件当時のメールのやり取り、米FBIの捜査報告書など)の半分ほどを提出した。ところが、26日の公判の僅か3日前になって、何と原告の代理弁護人から突然「辞任の連絡」。それも、弁護人側から直接FAXで届けられた。小沢一郎の無罪判決より衝撃的だった。
26日の公判は予定通り開廷されたが、その後、原告・北見側からの連絡はないことから「1ヵ月間程度、裁判は休止」し、原告側からの連絡を待って判断することになった。
【ヘッドロック】に「事実無根」と言って、訴訟まで起こしておいてそれはないだろう。まだまだ「証拠」はある。しかも、北見は、サイパンで事業を展開しているが、その事業を理由に日本に帰国してこない。【ヘッドロック】の記事が「名誉毀損」というなら、それはそれで仕方ないだろう。しかし、そんなことより今回の事件の事実なり真実は明らかにすべきだろう。
そういったことから、これまで公判に提出された「準備書面」をもとに、TAIJI事件を公表したい。裁判は、基本的に「公開」が原則なので法的には問題がないはずだ。特に原告側の準備書面には、TAIJIの妹の「陳述書」も含まれている。彼女は陳述書の中で、わざわざ自ら「歌手として活動している」と記述しているので、例え実名で公表しても、いわゆる一般人とは言えないと判断している。
いずれにしても、今後、一周忌を前に新たな展開を図っていきたい。
〈つづく〉