山岸伸プロデュースによる銅版画家・小松美羽の作品展「画家の原点回帰〜ウガンダ〜」

 銅版画家の小松美羽の作品展「画家の原点回帰〜ウガンダ〜」の初日でレセプションパーティーあるというので東京・神田小川町にあるオリンパスギャラリー東京に行った。絵画とか版画とか…正直言ってサッパリ分からないが、会場には多くの人が詰めかけ、小松の作品を見ながら、あれこれと語っていた。なるほど、見る人が見れば素晴らしい作品なのかもしれない。ま、それは価値観の問題かもしれない…。
___ed.jpg もっとも、今回の作品展の場合は「写真と絵画」を融合したようなものだった。そう言ったことでは、ある意味で異色の作品展。何でも、NHK‐BSプレミアムで放送した番組「旅のチカラ」が下になっているようで、この番組のために小松がアフリカ大陸のウガンダ共和国に行った際に撮影したマウンテンゴリラをメーンに展示したという。当初、今回の小松美羽の作品展について、写真家の山岸伸氏がプロデュースしていると聞かされた。その時、何で山岸氏が銅版画家の作品展をプロデュースするのか「?」だったが、なるほど、そういうことだったのか…。
 ところで、今回の作品展を案内してくれたのは、現在は「産商ホールディングス」の代表である高橋紀成氏だった。
 高橋氏は電通出身の人で、その後、番組制作会社「CIA」を設立してテレビ東京系で人気を呼んだ「ミニスカポリス」を生んだ。この番組からはさとう珠緒や宮内知美をはじめ金澤あかね、大原かおり、来栖あつこ、それに神奈川県議会選なんかに出馬して見事に落選した久留須ゆみまでも輩出した。で、最近では「復活ミニスカポリス」なんてプロデュースしていたようだが、この「復活ミニスカポリス」では、山岸氏もプロデュースに参加していたと言うから、そういった部分ではいろいろ人間関係で接点があるんだろう…。
 因みに、高橋氏。僕が聞いた範囲では「いい人」で通っていて、何もカラオケで「ガッチャマン」のテーマ曲を歌わせるとピカイチらしい…。「ミニスカ」と「ガッチャマン」では意味が分からないが、しかし、よくよく考えてみると「ミニスカ」と「銅版画家・小松美羽の作品展」という関係も分からなかった。もっとも、そういったアンバランスな?部分が、ある意味ではいいのかもしれないが…。
 ところで、主役の小松美羽だが、84年11月、長野県出身という。女子美術大学短期大学の卒業で、04年と05年には女子美術大学優秀作品賞を受賞し、04年には日本版画協会版画展にも入選している。これまで、多数の版画展や作品展に作品を出展していて、NHK‐BSの「旅のチカラ」に限らず、テレビやラジオ、週刊誌などメディアでの露出も多い。音楽面では09年と10年には、作詞家・阿久悠氏のトリビュートアルバムのジャケットも手掛けている。
 幼いころから憧れていたアフリカ大陸。偶然にも訪れることになったその地で、小松は原生林の中で絶滅危惧種に指定されたマウンテンゴリラに出会い、大きな衝撃を受けたという。で、「この気持ちをあなたにシェアしたい」と言うのだが、いずれにしても、こればっかりは作品を見なければ判断できないかもしれない。「聖域」「キソロの朝」「発見」「安らぎ」「ゴリラの頭」など、38点の選りすぐり作品が展示されている。
 作品展は11日まで東京・神田小川町にあるオリンパスギャラリー東京で行われ、4月19日から5月2日までは大阪のオリンパスギャラリーでも予定していると言う。