青森市や津軽市も協賛した上海「TGCガールズコレクション」。福岡での”アジア規模ファッションショー”は横ヤリで見送りに!?

中国・上海のメルセデス・ベンツ・アリーナで行われた「TGCガールズコレクション」。
「TGC」は「東京ガールズコレクション」の”中国版”と言われてきたが、実は「Trend Going Concept」の頭文字を取った略語なんだとか。中国では「ファッショントレンド元素」を意味するのだという。
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中国人民対外友好協会、中国紡績品商業協などが主催していたが、実際には「アンダーZグループ」という企業が仕切っている。このグループの総帥(会長)は周帆さん。日本では、一昨年に酒井法子を中国に招いたことで知られるが、この会社の中枢は中国のエネルギーだという。会社自体は中国にあるが、日本にも東京・麹町にもある。言うまでもないが周さんは中国の政府中枢に絶大な力を持っていて最高指導者・胡錦濤主席はもちろん、習近平国家副主席とも親交が深いと言われる。今回、鳩山由紀夫元総理らが習近平国家副主席と会談が出来たのも、実は周さんの力があったと言われている。そんなことから鳩山元首相は「友愛の伝道師」と言いながら、TGCでは冒頭の挨拶に立っているのかもしれない。
周さんによると「中国では日本のファッションが注目を集めている。しかし、中国では一般向けのファッションショーはなかっただけに、昨年の北京に続いて上海は2回目になるが中国では画期的なイベント」と言う。
いずれにしても今回も周さんにはお世話になったが、その周さんを紹介してくれたのが実は俳優の吉川銀二だった。
意外なことに周さんと銀ちゃんは10数年ぐらいの付き合いらしく、中国でのTGC開催は企画の段階から参加していたらしい。そういったことから銀ちゃん会場に来ていたが、顔の広いのは東京・六本木だけかと思ったら何と中国でも顔が広かった…。
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 ところで、今回の「TGCガールズコレクション」は、キッズ向けの人気ブランド「BANACHI」【写真】の他、多数のん日本企業や日本のファッション・ブランドが協賛していた。資生堂や三菱鉛筆、全日空…。それに青森県や津軽市なんかも。これは観光客を狙ってのものか…いずれも何だかんだ言っても中国の巨大なマーケットを狙っているってことである。
ところで、吉川銀二だが、前回の北京での開催後のこと。
「来年は日中国交正常化40周年という節目の年だけに、何としても出身地である福岡でアジア規模のファッションショーを開きたい」
と意気込んでいたものだ。
関係者によると、今回の「TGC上海」で青森県や津軽市が協賛になっているように、日本の数都市から共同開催のオファーが非公式に来ていたそうだ。しかし、その中でも福岡での開催に向けて吉川銀二が積極的だったと言われる。
福岡市での開催については、福岡市長も大ノリだった。
「福岡市長とは古くから親交があるし、福岡のためにアジア規模の大きなファッションショーをやりたいと思っていた。ファッションには国境はないですからね。とにかく福岡が中国と親睦を深める大きなチャンスだった」
と銀ちゃんは言うのだが、何故か、途中から雲行きが怪しくなってきた。結局は、開催は見送られたという。福岡での開催を期待していただけに一体、どういうことなのか?
「ハッキリ言って、一部からヤッカミと言うか、横ヤリがは入った。市長も頭を抱えたようだけど、正直言って信じられないね。今や、中国は日本にとって重要なパートナーじゃないですか。その中国と友好を深めようとすることは、福岡市にとってもメリットは大きいしプラスになることじゃないですか。それを何で潰そうとするのか理解出来ない」。
これも「利権」の問題なのか?
「まあ、市長とも話したけど、こういったことは地道な積み重ねなんだろうね。俺も色々と学んだよ。とにかくコツコツと頑張っていくしかない。これからは日本だけではなくアジアを目指していかないと…。今年は無理でも将来の開催に向けて、これからは人脈を広げていきたい」。
と、妙に意欲十分だった。
いずれにしても、福岡市の開催に対しては周さんも大ノリだった。また、「TGC」の上海では現場を担当した音楽プロデューサーの月光恵亮氏(B’zやZARD、倉木麻衣らが所属する「ビーイング」を長戸大幸氏と立ち上げた。その後、独立してBOOWYやリンドバーグ、ZIGGY、氷室京介、田村直美、松田樹里亜などをプロデュースしてきた)も全面協力を約束していただけに残念である。
因みに、次の「TGCガールズコレクション in 上海」は、9月8日に開催されると言う。周さんは「これからが本番」と言っていた。

TGCガールズコレクション in 上海…佐々木希、市井沙耶香、高垣麗子ら総勢60組のモデル、w-indsやキム・ヒョンジュンらライブ!!

※会場のメルセデス・ベンツ・アリーナ
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中国では最大級のファッションショー「TGCガールズコレクション」が24日、上海市のメルセデス・ベンツ・アリーナで行われた。昨年5月に第1回目が北京で行われたが、第2回目の今回は会場を上海に移して開催された。今年は「日中国交正常化40周年」という節目の年だけに、関係者は「アジアの文化の架け橋になるようなイベントに育てていきたい」と、韓国も加え、初めて”日中韓”による合同ファッションショーが繰り広げられた。
2回目となる「TGCガールズコレクション」は、中国の若者文化の情報発信基地でもある上海の開催となった。上海と言えば、一昨年は万国博覧会が開かれたり、中国の中では香港と並んで国際的なイメージが強いが、実は今回のようなファッションを中心としたエンターテインメントのイベントが行われたのは今回が初めてだという。しかも、今回のテーマは「ビューティフル・ドリーム、ビューティフル・ユー」。女の子たちの「可愛くなりたい」という夢の実現を基本的なコンセプトに繰り広げられた。何とも、中国とは思えないようなコンセプトだった。
しかも、昨年の北京での開催に続いて今回も「友愛の伝道師」として鳩山由紀夫元総理が会場に駆けつけ挨拶。とにかく、鳩山さんの表情が明るかった。やはり前日に習近平国家副主席との会談を終えた安堵感もあったのかもしれない。「私の女房(幸夫人)は、実は上海の生まれでして…(元宝塚歌劇団47期生。星組娘役だったが、生まれは上海)、そういった意味でも上海には親しみを感じます」なんて挨拶していた。
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いずれにしても、ステージの方は日本からは元モーニング娘。の市井沙耶香を始め佐々木希や高垣麗子、道端アンジェリカ…。その他、中国、韓国からも有名、人気モデルが参加、総勢60組のモデルが各々のスタイルで“可愛さ”や“美しさ”を競った。「前年以上に出場希望者が多く、参加者を選ぶのに苦労した」(関係者)らしいが、日本では有名でも、中国では知名度はイマイチと言った部分も…。そういったことで見たら、何だかんだ言ってもAV女優の蒼井そらの人気は凄いってことだろう。また、モデル以外では中国で人気が高いw-indsを始め、中国の女性ユニット、ラビッド、今年1月にCDデビューして以来日本でも人気で、エステの最大手、スリムビューティハウスのCMなんかにも起用されている韓国歌手、キム・ヒョンジュンがライブ・パフォーマンスをした。
しかし、観ていて思ったのは中国と言うのは、お目当てのモデルやアーティストがで終わってしまったら、さっさと帰ろうとすることだ。w-indsのステージが終わったらドッと帰り始め、最後の方でキム・ヒョンジュンが歌い終わったら、もう嵐が去った後のように静まり返っていた。そういった意味で考えると、中国でのイベントは実に難しいかもしれない…。
因みに、今後「TGCガールズコレクション」は年2回の開催を予定していて、ファッション、そしてエンターテインメント面で中国と日本、そして韓国との関係を強固にしていきたいと言っていた。